予算決算委員会が開催されました。

2月22日、24日に開かれた総務くらし建設分科会からの報告、2月25日、26日に開かれた教育福祉分科会からの報告に続いて、新年度予算と補正予算の合計14件について討論・採決を行い、賛成全員または賛成多数にてすべて可決しました。予算編成をするのは市長ですが、それを議会が可決しなければ、お金を使うことができません。

私は総務くらし建設分科会長なので、分科会長報告の作成に追われる日々で本当に大変でした。議会事務局は最終チェックのみで、分科会長と副会長で作成することになっているからです。2月22日は13時5分から17時50分まで、24日は9時30分から5時51分まで開催した10時間以上の音声を何度も確認して文字起こしをするのは時間がかかりすぎて、私が議員として本来すべき仕事が犠牲になりました。しかし、作成に苦労したおかげで私が新年度1年間かけてチェックしなければならないことが明確になりました。音声を聞けば聞くほど変だなと感じる部分が多々あったからです。

それでは、最後に私の読み上げた分科会長報告です↓
 予算決算委員会総務くらし建設分科会の報告を申し上げます。本分科会は、2月22日午後1時5分から午後5時50分まで及び2月24日午前9時30分から午後5時51分まで、市役所本庁舎2階委員会室にて開催しました。出席者は、会員9名全員、当局より83名、議会事務局2名でありました。
 審査すべき事件につきましては、予算決算委員会で本分科会に送付されました議案8件であります。以下、送付事件の主な審査経過についてご報告申し上げます。

議案第1号令和3年度一般会計予算についてです。
最初に税務課です。確定申告税理士委託が令和3年度予算に入ってないがなぜかとの問いに対して、平成30年度から税務署の職員と税務署派遣の税理士の派遣期間が2月中までと短くなり、後半部分を市でやれないかということで税理士の費用を計上していたが、実際に行ってみて税理士が即答できない事例が多かったため委託しないことにしたとの答弁でした。

次に収納課です。令和3年度から対応するスマホ決済アプリはPayPay、LINEPay、PayBの3つと聞いているが、決済アプリを増やしていく考えはあるかとの問いに対して、日進市がファミペイを導入したので、近隣の状況も確認しながら有効なものは導入していきたいとの答弁でした。

次に行政課です。指定管理者選定委員報償費19万8,000円について、令和3年度は何の選定委員会が開かれるかとの問いに対して、特に決まっている案件はないが、行政改革の重要課題事業として文化の家、中央図書館、杁ケ池体育館の指定管理者制度の導入が検討されているため、この案件を見込んでいるとの答弁でした。衆議院議員総選挙は新型コロナウイルスワクチン接種のタイミングと重なると思うが、会場や感染対策について何か考えているかとの問いに対して、期日前投票所とワクチン接種の会場が重なる可能性があるので、選挙管理委員会で協議したい。当日の投票所の対策としては手指消毒用のアルコール、使い捨て鉛筆、受付等の飛沫防止パネルを設置し、投票記載台の間隔をあけるなどの対策を講じる。また事務従事者にはマスクや手袋などを着用させるようにする。開票所は例年西庁舎の公民館研修室で行っているが、事務従事者が密にならないようにするため杁ケ池体育館のアリーナに変更するとの答弁でした。広島平和体験学習事業委託は令和2年度予算では100万円を超えているが令和3年度は84万9,000円になっているのはなぜかとの問いに対して、3密対策もあり、中学生の参加人数を今までの16人から12人に減らしているとの答弁でした。

次に財政課です。ふるさと寄附金推進事業の地域資源活用調査検討業務委託の委託先はどこを想定しているかとの問いに対して、入札方法を含めて検討中だが、見積もりは長久手市のふるさと納税のポータルサイトを運営している業者からとっているとの答弁でした。公共施設等総合管理計画更新版策定委託の内容はどのようかとの問いに対して、公共施設の耐用年数経過時に単純更新した場合の見込みや長寿命化対策を反映した場合の見込みを載せる。また作成時から公共施設が更新されているので、改訂していくとの答弁でした。防災機能強化事業で市役所本庁舎の天井のゆがみの調査をするということだが、調査の必要性はどのようかとの問いに対して、災害時に主な構造躯体は直ちに壊れることはないが、非構造部材にあたる天井材などの耐震性に不安があるので調査する。あわせて窓ガラスや什器が災害時にどのように壊れるのかを調査し、調査結果を踏まえて次年度の工事につなげていきたいとの答弁でした。

次に市民課です。コンビニで住民票を交付するための経常経費が約600万円かかっており、さらにJ-LISに払う交付金なども必要だが、コンビニ交付はマイナンバーカードを持ってない人には使えない。マイナンバーカードはどれだけ発行されているかとの問いに対して、令和3年1月末時点の交付率は28.7%、1万7,057枚であるとの答弁でした。

次に人事課です。尾三消防派遣職員負担金が令和2年度の950万円から650万円に下がったが、どのような要因かとの問いに対して、1人分には変わりがないが、現在派遣されている職員は課長補佐級であり、令和3年度は係員となるとの答弁でした。

次に政策秘書課です。タイムカプセル掘り起こし工事はどこで行うのかとの問いに対して、市役所西庁舎の玄関前と杁ケ池体育館の駐車場の植え込みにタイムカプセルがあり、それらを掘り起こす。町制20周年記念で埋めた杁ケ池体育館のものは町制50周年の2021年に開けると書かれているが、町制10周年記念で埋めた西庁舎のものは資料がないので、今回あわせて開けたいとの答弁でした。市役所周辺都市基盤施設整備事業の駐車場用地購入について、何台分増える見込みかとの問いに対して、令和3年度に購入するのは岩作交差点の角の土地のみで、これまで説明していた農地の購入は令和4年度に見送ることとした。2つの土地を購入して整備することで駐車台数は約50台増えるとの答弁でした。「みんなでつくるまち条例」は5年を超えない時期に見直しをするということで、令和3年度に検証委員会を立ち上げるとのことだが、委員の構成をどのように考えているかとの問いに対して、10名程度で考えており、有識者、まちづくり協議会、地域活動団体、市民団体、公募委員等で構成したいとの答弁でした。

次に情報課です。市制10周年記念事業で作成するDVDは販売されるのかとの問いに対して、203万円はひまわりネットワークに委託して作成してもらう費用で、販売は考えていないが、市民の方に広く見てもらえるようにしたいとの答弁でした。AI翻訳機の賃借料について、利活用はされているかとの問いに対して、保健指導の関係で外国人住民が増えているという実態などがあり、定期的に利活用されているとの答弁でした。新型コロナウイルスワクチン接種でマイナンバーカードを使ってはどうかというような話があるが、本市のシステムは対応できるように準備しているかとの問いに対して、国会では関連法案が閣議決定され、デジタル庁が9月に発足するとのことだが、マイナンバー法で行える業務は限られており、また個人認証の問題も明確になっていないので、まだ準備はしていないとの答弁でした。

次に土木課です。下川原下山1号線の拡幅工事の内容はどのようかとの問いに対して、下山交差点から下山橋までの東側の歩道を連続的に整備する。一部区間において必要な用地購入及び支障となる建物の補償をするとの答弁でした。岩作東島2号線の狭あい道路整備事業のスケジュールはどのようかとの問いに対して、「岩作地区生活道路整備基本計画」に基づき、今回は東島2号線を優先道路として拡幅整備を行い、数年度内に終わらせる予定である。岩作地区全体でどういった狭あい道路を解消する必要性があるか地元の皆さんと協議を行い進めているため、2本目3本目の道路は決まっていないとの答弁でした。街路樹の維持管理事業が前年度比で約1,860万円削減されているが、どのように削減できたのかとの問いに対して、低木の灌水を今まで年4回だったが令和3年度は3回分減らして1回にし、植樹帯の中の除草を4回から1回分減らして3回にするといったように管理方法を見直し削減したとの答弁でした。

次は都市計画課です。ブロック塀の解体補助について、撤去対象のブロック塀の数とこれまでの実績はどのようかとの問いに対して、市内の危険だと思われるブロック塀は45か所ある。令和2年度の補助実績は2件で、補助を受けず自主的に解体撤去されたブロック塀が1件ある。45か所のうちこれまで補助を利用し解体された実績は4件であるとの答弁でした。住宅耐震改修費の補助金を減らし、木造住宅除却費補助金を増やしているのはなぜかとの問いに対して、
近年、旧耐震住宅の解体が進んでいるという実態があり、過去5年間で年平均35棟ある。耐震性の無い住宅の戸数も減少傾向にあるので、建て替え除却を促進していくことが耐震化の選択肢として公平、効果的であると考えているとの答弁でした。

次にみどりの推進課です。ポケットパークの整備をするということだがどのようかとの問いに対して、熊張真行田交差点付近の土地に香流川緑地の遊歩道の休憩場となるポケットパークを整備するため、基本計画と実施設計を行う。今後は、市民ワークショップ等で意見をもらいながら整備を行うとの答弁でした。香流川整備工事はどこに何を植えるのかとの問いに対して、香流川南側のあぐりん村のある溝下橋から上流に向かって仲屋橋までの間の堤防の余地に在来の桜や紅葉を11本植えるとの答弁でした。せせらぎの径修繕事業はどのように進めていくかとの問いに対して、まず井戸水を上流へ送っている管に漏水はないかの調査をまず行い、流路については水路の漏水の調査を行う。令和3年度は調査、設計業務であり、今後は長湫東部土地区画整理組合からの寄附を含む都市緑化基金を使いながら修繕を行っていきたいとの答弁でした。あぐりん村整備事業1億3,724万円の概要はどのようかとの問いに対して、現在建築している増築棟と既存棟を接続する工事や風除室が既存棟になく衛生面に問題があるため風除室の追加を行う。レストランとパン工房等の入替え等を行う建築工事等が約20%、電気設備、機械設備を更新する費用が約70%、残りは仮設の花売場を解体する費用や解体した後に芝生広場を再度整備する費用であるとの答弁でした。

次に区画整理課です。交付金計画書事後評価業務委託とあるが、交付金を総額いくらもらうための委託なのかとの問いに対して、社会資本整備総合交付金4億4,000万円であるとの答弁でした。

次にたつせがある課です。リニモテラス公益施設の指定管理料2,300万円のうち400万円を光熱水費として積算しているということだが、400万円まで使用しなかった場合は市へ返すのかとの問いに対して、効率的な運営を目指すということで申請してもらっているので、かかるものがかからなかった場合、減額するか、その他の指定管理事業に回してもらうか、協議をして考えたいとの答弁でした。市民まつり事業は商工会に300万円を渡して行ってもらうとのことだが、なぜ商工会が行うことになったのかとの問いに対して、新型コロナウイルス感染症でイベントが軒並み中止になったことを踏まえて、商工会が会員の皆さんや市民の皆さんを元気づけるために、いろいろやりたいという申出があったことがきっかけである。ノウハウもあるので、商工会に行ってもらうことにしたとの答弁でした。コミュニティ活動事業費補助金は前年より240万円減少ということだが、理由は何かとの問いに対して、平成24年度からコミュニティ活動事業補助金を出しており、効果検証を行った。これまで1事業50万円を上限に予算の範囲内で支出していたものを各団体1事業までとし、その分を減額したとの答弁でした。観光交流協会は、事務所が市役所東庁舎にあり、活動を古戦場資料館の中のサポートセンターで行ったり、リニモテラス公益施設で観光案内をするということだが、常勤職員2人でこの状態は大丈夫かとの問いに対して、拠点が点在している部分は整理していかなければならないと思うので、検討していきたいとの答弁でした。

次に悩みごと相談室です。法律相談はどのように行っているかとの問いに対して、愛知県弁護士会を通して、相談日に弁護士1名が来て対応しているとの答弁でした。小学校区ごとに配置されている社会福祉協議会所属のCSWと連携は取れているかとの問いに対して、高齢者分野、障害、生活困窮などの部署などにあてはまらない分野に関して、支援をするチームにCSWに入ってもらっているとの答弁でした。

次に安心安全課です。高齢者安全運転支援装置設置促進事業費補助金について、現在どれぐらいの申込みがあるか。令和3年度は何台分を見込んでいるか。との問いに対して、令和3年2月現在51件の申込みがある。令和3年度は、障害物検知機能ありとなしの2種類あるが、ありのものは60台、なしのものは40台を見込んでいるとの答弁でした。セーフティステーション防犯事業が令和2年度に比べて大きく減額になっているが、なぜかとの問いに対して、現在5名で行っているが、令和3年度は4名になる。警察OBを採用しており、定年制度はないが、65歳を区切りとして退職する方が1名いるとの答弁でした。児童生徒及び65歳以上の高齢者へのヘルメット助成はどのように行うかとの問いに対して、市の窓口のほか、郵送での受付も考えている。SGマークがついているヘルメットで領収書があれば市外で購入したものやインターネットで購入したものも対象となる見込みであるとの答弁でした。

次に環境課です。資源回収奨励金の制度は廃止し、新たに資源回収拠点管理委託を開始するとのことだが、どのようかとの問いに対して、小学校区におおむね1か所の回収拠点を設置し、まちづくり協議会、自治会、区会などに管理運営してもらう形にしていきたい。回収拠点の場所は地域で選んでもらうとの答弁でした。火葬補助金を令和3年4月から廃止することにした理由は何かとの問いに対して、愛知県内で火葬補助金を出しているのは長久手市のみである。長久手市が市民に対して補助を実施するという情勢ではなくなったとの答弁でした。

次に生涯学習課です。テニスコート改修工事の設計委託が550万円と高額だが、何を行うかとの問いに対して、菖蒲池テニスコートは老朽化によりクラックが入ったり、塗装が剥がれたりしているので、改修を検討している。コートをハードコートのままにするかオムニコートにするかの検討を含めて、テニスコートを削って舗装を打ち直すことを考えているとの答弁でした。令和3年度は古民家事業の予算が全くないが、どうなっているかとの問いに対して、現在専門家の意見を聞きながら、事業の在り方、進め方について再検討している。事業自体をやめるという考えはないとの答弁でした。古戦場公園再整備事業の樹木伐採工事で何本伐採する予定か。国庫補助金がどれだけ出るかとの問いに対して、本数は高木54本、中低木3本の計57本である。枯れた木や危険な木を中心に切っていく。国庫補助金は工事費の半分、2分の1の補助率であるとの答弁でした。

次に文化の家です。抗菌コーティングはどこを行うかとの問いに対して、光触媒のコーティングをホール内の客席を中心に行うが、一部ホール以外のパブリックスペースも行っていきたいとの答弁でした。広報ながくて同時配布委託に29万6000円をかけて、広報ながくてとチラシを同時配布するとのことだが、紙面自体に掲載することはできないのかとの問いに対して、文化の家のイベント欄が削除された代わりに、令和2年度から年に2回半期分の事業をまとめたチラシを広報と同時配布する費用を計上しているとの答弁でした。

次に議案第3号令和3年度長久手市土地取得特別会計予算についてです。公共用地先行取得2億5,000万円と補償金5,000万円ということだが、何か予定があるかとの問いに対して、あらかじめ決まっているというわけではないが、岩作東島地区の狭あい道路や岩作中根地区の狭あい道路で拡幅に向けた用地交渉を進めているので、これらの先行取得が考えられるとの答弁でした。

次に議案第6号令和3年度長久手市卯塚墓園事業特別会計予算についてです。募集の時期を変更するということだが理由はどのようかとの問いに対して、例年6月頃に募集し歳入として入るのが9月以降になっているため、年度の前期分の運転資金が苦しいので、2月か3月頃に募集をし、翌年度の4月に入るようにして、前期分の運転資金としたいとの答弁でした。墓園整備工事210万円の内容はどのようかとの問いに対して、芝生墓所の遺骨を入れるカロートの上に置く墓石70区画分の設置工事費である。あらかじめ墓石付きで使用を許可しており、墓石の上に設置する銘板は使用者の負担であるとの答弁でした。

次に議案第7号令和3年度長久手市公園西駅周辺土地区画整理事業特別会計予算についてです。令和3年度の保留地処分金の歳入を5億7,400万円見込んでいるが、それを売った後に保留地は金額にしてどれだけ残っているかとの問いに対して、令和4年度の2億3,600万円でもって総額31億2,300万円の歳入を達成する予定であるとの答弁でした。事業計画変更図書を作成するということだが、内容はどのようかとの問いに対して、令和4年度に行う換地計画の認可の手続きに向けて、地目や地籍の変更や最終的な資金の調整などを行うとの答弁でした。公園西1号公園の整備について、日時計、滑り台、遊具、自然石テーブルセットなどの公園施設整備が4,360万円と高額だが、ニーズがあって設置するのかとの問いに対して、近隣に住まわれた方に平成28,29年頃にアンケートを行い、その成果物であるとの答弁でした。公園西1号公園は総額1億321万円かけて整備する公園だが、駐車場は整備されるのかとの問いに対して、駐車場整備の予定はないとの答弁でした。

次に議案第8号令和3年度長久手市下水道事業会計予算についてです。県道田籾名古屋線の道路拡幅が予定されており、歩道の部分が車道になるということで、現在の歩道の部分にあるマンホールの蓋31か所を取り替えるために1,600万円必要ということだが、県道でも市が負担しなければならないかとの問いに対して、県の道路に長久手市の下水道管を入れさせてもらっている状況であるため、道路工事をするときは市で行うということが許可の条件となっているとの答弁でした。1年前の予算審査時に使用料の値上げは当面しなくてよいというような答弁だったが、1年たったら使用料改定の検討に入る準備をするとはどういうことかとの問いに対して、令和元年度決算審査意見書で下水道使用料収入が汚水処理費を賄えていない状況と指摘を受けたことと、総務省から令和2年7月に経費回収率を最低でも5年に1度は見直すようにと通達が来たことから、今回検討すべきと考えているとの答弁でした。債務負担行為で下水道使用料改定検討事業を令和4年度までで379万円となっているが、内容はどのようかとの問いに対して、コンサルへの委託を検討している。使用料を改定する検討業務だが、下水道にどういう経費がかかるのか需要家費、変動費などに振り分けて、それを基本料金で回収すべきなのか変動費で回収すべきなのか検討するシミュレーションをするとの答弁でした。

次に議案第13号令和2年度卯塚墓園事業特別会計補正予算(第1号)についてです。使用料の歳入が5,015万円増額補正されたが、当初予算との乖離はなぜかとの問いに対して、芝生墓所については、市内の申込者を全員受け入れ、市外の申込者も10基ほど増えた。樹木型合葬式墓所については、第1期工事でつくったものは1つの穴に1体だったが、第2期工事でつくったものは1つの穴に3体まで入れることになったので、その分も増加したとの答弁でした。令和2年度に樹木型合葬式墓所を買いたかったが買えなかった人はいたのかとの問いに対して、市内の人は全員契約できた。市外の人の申請は232区画、455体あり、抽選の結果128区画、241体となったとの答弁でした。

次に議案第14号令和2年度長久手市公園西駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてです。包括支援業務委託はずっと同じ業者が行っているが、請負残が発生するとはどのようなことか。仕事量が変わったのかとの問いに対して、その都度行う業務に対して市が設計書を組み、それに対して見積書を出してもらい、市の設計額と落札額に差があるということである。仕事量は変わらないとの答弁でした。

次に議案第29号令和2年度長久手市一般会計補正予算(第12号)についてです。歳入で固定資産税9,164万円と都市計画税833万円の合計約1億円が追加で入っているが、当初見込みとの差はどのようかとの問いに対して、土地については、公園西駅の区画整理事業の仮換地課税を開始するにあたり当初予算で見込んだ単価よりも実績が高くなった。前熊一ノ井の民間開発によっても増えた。家屋については、区画整理地及び大規模開発地で新築家屋の増加があり増えた。また、固定資産税の償却資産の税務調査を強化し、無申告者へ申告の案内をしたことにより増えたとの答弁でした。ふるさと寄附金推進事業で1,000万円を介助犬にならない犬たちの活躍育成事業に支出するということだが、歳入として入ってきた金額はいくらかとの問いに対して、ふるさと納税全体の歳入は2月19日現在1,897万7,000円余りで、そのうち日本介助犬協会へ寄付したいという方が1,323万5,000円余りとなっているとの答弁でした。
以上で総務くらし建設分科会の報告を終わります。