今日は3月議会2日目。議案に対する質疑が行われました。

私は、子ども医療費助成の拡大について質問しました。現在、長久手市では中学生まで「入院」も「通院」も医療費助成により窓口負担はありません。今議会に、非課税世帯に限り「入院」の医療費助成を18才まで拡大する議案が出されています。近隣の自治体では、「入院」については所得制限を設けず18才まで窓口負担無しとしているところが増えているので、長久手市も同様に踏み切ってもらいたいと私は考えていました。しかし、長久手市は18才まで拡大したものの非課税世帯に限定したため、理由を質問しました。答弁は、本当に困っている人を助けたいという考え方からだとのことでした。状況を見て、非課税世帯限定の枠を外してほしいです。

今日は、急いで通す必要があるコロナ関連の議案3件の採決を行い、3件とも賛成全員にて可決しました。以下は、私が昨日作成し、今日読み上げた予算決算委員会総務くらし建設分科会長報告です。
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予算決算委員会総務くらし建設分科会の報告を申し上げます。本分科会は、2月18日午前11時20分から午前11時53分まで、市役所本庁舎2階委員会室にて開催しました。出席者は、会員9名全員、当局より13名、議会事務局2名でありました。
 審査すべき事件につきましては、予算決算委員会で本分科会に送付されました議案1件であります。以下、送付事件の主な審査経過についてご報告申し上げます。

議案第9号令和2年度一般会計補正予算(第11号)についてです。

 公民館事業の新型コロナウイルス感染症対策抗菌処理委託は何をするかとの問いに対して、ワクチン接種会場として西庁舎3階の公民館全体を使用する予定になっており、噴霧器で薬剤を噴射することで、作業1回で1年間効果があるとの答弁でした。抗菌処理は1回で46万3000円かかるが、どのように業者を決めたかとの問いに対して、本市でN-バス車内のコーティングをしている合同会社ユニックという業者から聞き取りを行った。一般的に出回っている薬剤ではなく、合同会社ユニックが県内で唯一取り扱っているので施工も行ってもらうとの答弁でした。杁ケ池体育館のトイレ改修工事が繰越明許になった理由は何かとの問いに対して、年度内で完了することでの入札を実施したため、人員的なことで入札不調となった。金額的なこともあるかもしれないので資材に関してもう一度精査していきたいとの答弁でした。市内の店舗や事業所への新型コロナウイルス感染症対策備品購入費補助金は空気清浄機等が対象ということだが、等には何が含まれるかとの問いに対して、換気対策として空気清浄機つきのエアコン、空気清浄機、サーキュレーター、換気扇、網戸など、飛沫防止対策として隔離用の衝立、飛沫防止カーテン、加湿器、防汚・除菌対策として除菌剤の噴霧装置、消毒液の足踏みスタンド、また非接触型の体温計も対象となる。令和2年11月19日から令和3年3月19日までの期間に新たに購入及び設置した備品が対象であるとの答弁でした。新型コロナウイルス感染症対策文化の家事業用備品購入の内容はどのようかとの問いに対して、オンライン配信やテレビ会議等を進めるために、ビデオカメラ、LEDライト、大型ディスプレイ、マイク、スピーカーなどを購入する。オンライン配信については、今まで生のコンサートを実施してきたが、新型コロナウイルス感染症が継続することを鑑み、福祉施設等に対してオンラインでコンサートを配信するとの答弁でした。配信を受信する側の施設に対しても大型ディスプレイやスピーカーを持ち込んで対応しないかとの問いに対して、今回は配信用として備品を購入するため、受ける側にある機器を活用する。今後考えていきたいとの答弁でした。

以上で総務くらし建設分科会の報告を終わります。