日進市のNPO法人ファミリーステーションRin主催の講演会『「住む」から始めるひとり親家庭の支援』を拝聴しました。講師は、NPO法人リトルワンズ代表理事小山訓久さんです。

小山さんは、東京でひとり親家庭に対する居住支援を行っています。活動が評価され、2018年WorldHabitatAwardを受賞され、国連ハビタット本部でスピーチを行うなど、経験と実績があるので、お話を聴いて大変勉強になりました。

居住支援は住めれば良いということでなく、安心して継続して住むところを支援することが大切。子どもの7人に1人は貧困の状態にあり、その半分はひとり親家庭ということです。そのため、住むところのみならず親の就労、子どもの教育、食事など衣食住を総合的に支援することが求められています。住宅を貸す側のオーナーには、社会貢献になり、資産運用にもなることを理解してもらうことが必要だと分かりました。

国としても、居住支援に取り組むとしています。今日の聴いたことを踏まえて長久手市の状況を確認したいと思います。