東小学校横に移転新築された上郷保育園を見学しました。保育園、児童発達支援センター、児童館の複合型施設で、保育園は10月1日から、児童発達支援センターと児童館は令和3年度から開所します。木造の建物です。


完成に至るまでいろいろなことがありました。市民ワークショップが長引くなどしてギリギリに行った工事の入札で入札不調となり、たちまち年度当初の令和2年4月の開園ができなくなりました。2回目の入札で落札業者が決まり8月の開園予定となりましたが、さらに昨年の台風19号の影響で木材の調達が遅れることとなり10月の開園予定に変わりました。

新しい上郷保育園の定員は232人ですが、開園当初は149人でのスタートです。今年度は年長さんが1クラスだそうですが、この東部地域は若い世代の流入が非常に多く、年齢が小さい子ほど人数が多いので、定員枠を大きくしておく必要があります。

0才児の部屋



赤組(年少)の部屋 

職員室

暑い日はミストがつきます

屋根の緑化(最初は綺麗ですが、枯れたり雑草まるけにならないように…)奥の建物は東小学校

上郷保育園では自園調理を行います。立派な厨房機器は合計で約4,000万円だそう。長久手給食センターの委託業者になっている㈱東洋食品が上郷保育園の自園調理も担当します。



広い遊戯室♬

居合わせた4人で。右から山田和彦議員、大島令子議員、私さとうゆみ、笹瀬順子議員です。長久手市議会は、会派や政党が違ってもみんな仲が良く、力を合わせて頑張っています。

プール(水深0.5m)

民営の市の認可保育園では常設プールがないところが多くなっているので、公設公営(市が設置して市が運営する)ならではの至れり尽くせりな環境です。国は民営にする場合しか補助金を出さなくなったため、公設公営の保育園は原則全額市の財政負担です。

入口付近には別棟で地域に開放するスペース。かまどや座敷があります。

私が議員になってからの10年間、保育園から中学校まで新築の建物を幾度となく見させていただいたき、どんどん発展する長久手市に驚きの連続です。未来を担う子どもたちが過ごす環境を整備することは市の重要な役割です。