来月1日にオープンする南小校区共生ステーションを見学しました。杁ケ池公園内に整備されました。


本来は今年4月オープンのはずでしたが、9月になりました。10月には新たな上郷保育園がオープンしますが、こちらも本来は今年4月オープンだったのが年度途中になってしまったので、市役所には着実な仕事をしてもらいたいです。

現在の吉田市長の方針で、各小学校区に1カ所共生ステーションを整備するとしており、6小学校区のうちここが4カ所目です。残る長久手小学校区と東小学校区では、今のところ未定です。
共生ステーションとは→こちらをクリック(市のホームページ)

この南小学校区共生ステーションの整備には、1億3,000万円がかかっており、約4割は社会資本整備総合交付金を充て、約6割は市の財源を使っています。社会資本整備総合交付金は、市が急きょ古戦場公園再整備事業を令和5年度以降未定に方針転換したことによる振り替えです。これまでの3カ所の共生ステーションは、全額市の財源で整備しました。南小校区共生ステーションでは、市がスタッフ9人を雇用し、交代で2人ずつ配置するそうです。

立派な会議室です。

奥には倉庫もあります。 

しかし、この会議室は窓が1面にしかなく、2面以上の窓で換気をするという国のルールに合わないため、当面使用できません。

キッチンやオーブンレンジが完備されていますが、こちらも新型コロナウイルス感染防止のため当面使えません。 


使えるのはフリースペースだけで、建物全体で最大10人しか入れないそうです。整備に1億3,000万円かけて、スタッフを9人雇用して、利用者が最大10人という状況は考えものですね。コロナが改善するのはいつのことになるでしょう…。

相談室

洗面室

トイレ 

畳スペース

授乳室

テラス

小学校区に1カ所共生ステーションを整備することと同時に、地域住民が中心となって組織するまちづくり協議会を立ち上げることが市の施策ですが、今のところ南小校区ではまちづくり協議会を立ち上げるための準備会もできていないそうです。

車いす利用者駐車場も新たに整備されました。

その他の方が利用する駐車場にも渡りやすいように横断歩道が整備されます。

最後に杁ケ池公園の桜です→さとうゆみブログ