今日は、当初の予定より1週間前倒しで予算決算委員会を開催し、令和2年度一般会計補正予算第4号と第5号を賛成全員にて可決しました。この補正予算には新型コロナウイルス感染症対策の施策が含まれており、早期に可決して活用できるようにするため、日程を早めました。明日の一般質問の開始前に本会議採決を行います。

6月26日の6月議会閉会日までにさらに補正予算第6号が出てくるそうで、再度予算決算委員会が開かれる予定です。予算決算委員会の後には、議会の新型コロナウイルス感染症対策会議も開かれました。

以下は、私が音声から作成し、今日読み上げた総務くらし建設分科会長報告です。
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予算決算委員会総務くらし建設分科会の報告を申し上げます。本分科会は、6月8日午後1時15分から午後1時30分まで、市役所本庁舎委員会室にて開催しました。出席者は、会員9名全員、当局より12名、議会事務局2名でありました。
 審査すべき事件につきましては、予算決算委員会で本分科会に送付されました議案2件であります。以下、送付事件の主な審査経過についてご報告申し上げます。

 議案第43号 令和2年度長久手市一般会計補正予算(第4号)についてです。
 コミュニティ事業助成金60万円はどのような内容かとの問いに対して、少年消防クラブ育成に係る助成金で、キッズ消防団の活動服の購入である。当初予算では不採択の可能性が高かったので計上しなかったが、採択されたので今回計上したとの答弁でした。五合池の私有地にある防火水槽を撤去するとのことだが、撤去したら別の場所に設置する必要はないかとの問いに対して、撤去する防火水槽の西側と北側に消火栓があり、それを使えるので防火水槽を新たに設置する予定はないとの答弁でした。高齢者安全運転支援装置設置促進事業費補助金について、2種類あるとのことだがどのようかとの問いに対して、「障害物検知機能付き」と「検知機能なし」のものである。「検知機能付き」は壁や物に反応して音が鳴り急にアクセルを踏んでも止まるシステムで、「検知機能なし」は停車時や徐行時に急にアクセルを踏んでも電子制御で急には進まないシステムとなっているとの答弁でした。

次に議案第55号 令和2年度長久手市一般会計補正予算(第5号)についてです。
特別定額給付金事務費補助金として国庫補助金から職員人件費300万円が追加されたが、市の職員は何人関わっているか、また、300万円で足りるかとの問いに対して、時間外手当が発生する職員12人と時間外手当が発生しない職員4人の合計16人で事務を行っている。さらに各課から時間外手当が発生しない職員が各日10人ぐらいずつ応援に入っている。5月で600時間近く時間外手当が発生しているが、8月末までに300万円で足りると考えているとの答弁でした。市民へ特別定額給付金の支給はどの程度進んだかとの問いに対して、6月5日の時点では74%の方から申請をいただき、48%の方に振り込みの手続きをしたとの答弁でした。新型コロナウイルス感染症対策宅配ボックス設置の促進に関する補助金は、戸建てに住む人も集合住宅に住む人も使えるかとの問いに対して、予定している宅配ボックスは丈夫なものになるので基本は戸建て住宅になる。集合住宅では自分専用のスペースがあれば可能だが、通路等の共有部分に設置することは消防法にひっかかってくるため難しいとの答弁でした。

以上で総務くらし建設分科会の報告を終わります。

写真は長久手市議会Facebookページから(通常は委員会室で行っていますが3密対策のため議場にて)