新型コロナウイルス感染防止対策として政府が配布するアベノマスクに、カビが生えていたり、黄ばんでいたり、ごみや虫、髪の毛が入っている不良品が多数見つかり、回収して検品するため8億円がかかるとのこと。やれやれ…。

当初、学生には小中学生のみ配布ということでしたが、高校生が入っていないことに異論が出て、小中高校生に配布される方針に変更しました。息子が高校でもらったマスクです。



見た目は綺麗ですが、不良品が多数出ているマスクと一緒に納品されたと考えると心配になります。カビは汚れや湿気がある悪い環境の中でないとそう簡単に生えませんし、通常の室内でマスクを作成した場合にごみや虫、髪の毛もそう簡単に入りませんからね。8億円かかる検品は、見た目に問題があるものだけを取り除くようです。

今のところ、長久手市では妊婦さんに1枚も配布できておらず、配布のめどもたっていないということです。長久手市の小中学生にも学校再開後すぐに配布できない事情があるようです。長久手市内には、各世帯2枚のアベノマスクも届いていません。時機を逸したら意味がありませんね。アベノマスクには莫大なお金が投入されていて、その財源は私たちが納めた税金ですから、政府には的確に進めてもらいたいです。