ゴールデンウイークが明けて、今日は第2回臨時議会が開催されました。新型コロナウイルス対策の補正予算を含む議案4件を可決しました。

長久手市での特別定額給付金(国民ひとり10万円)は、5月22日に市役所から世帯主に申請書を発送し、6月上旬の振り込みになるそうです。マイナンバーカードを利用したオンライン申請は本日から始まっていますが、オンライン申請でも6月上旬の振り込みになるそうです。

6月上旬まで1カ月ほど時間があるため、収入減などで真に生活に困っている世帯には早期支給が可能です。真に生活に困っていると自ら感じる方は申請ができるので、必要な方は活用してください。→詳細はこちらをクリック(市のホームページ)

今日は午前中から始まり、すべて終わって私が議場を出たのは18時半過ぎでした。来週も第3回臨時議会が開かれます。

最後に私が今日の臨時議会で読み上げた委員長報告です。
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それでは、総務くらし建設委員会の報告を申し上げます。
 本委員会は、5月7日午後1時5分から午後1時37分まで、市役所本庁舎2階委員会室にて開催しました。出席者は、委員9名全員、当局より市長はじめ10名、議長及び議会事務局2名でありました。審査すべき事件につきましては、先の本会議で付託されました議案2件であります。以下、付託事件の主な審査経過および結果についてご報告申し上げます。

議案第36号長久手市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の特例を定める条例の一部を改正する条例について、人事課長より説明を受け審査に入りました。
 特別職の給与の総支給額が479万円減少するとのことだが、役職ごとの内訳はどのようかとの問いに対して、市長は377万円、副市長は53万2,000円、教育長は48万4,000円の減額となるとの答弁でした。
 この条例により副市長の給与が市長よりも高くなるが、市長の減額割合を30パーセント、副市長、教育長を5パーセントとした理由は何かとの問いに対して、特別職の総意により減額分を長久手市新型コロナウイルス感染症対策基金に積み立てるものであり、減額の割合に根拠はないとの答弁でした。
 討論はなく、採決の結果、議案第36号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。

次に議案第37号長久手市新型コロナウイルス感染症対策基金の設置及び管理に関する条例の制定について、財政課長より説明を受け審査に入りました。
 個人や事業者から特別定額給付金を「市に寄附したい」という声が出ている。このようなものの受け皿となる基金になると捉えてよいかとの問いに対して、基金を設置する目的のひとつが、市民からの寄附金の受け皿とし、一旦基金に積み立ててから今後展開する新型コロナウイルス感染症対策に活用することであるとの答弁でした。
 新型コロナウイルス感染症対策のために寄附するにはどうすればよいか、寄附金控除の対象となるかとの問いに対して、令和2年5月1日時点で、ふるさと納税のホームページに新型コロナウイルス感染症対策の寄附に関する情報を公開している。一般寄附は、今後市のホームページに掲載する。税の控除額は異なるが一般寄附、ふるさと納税のどちらも寄付金控除に対応できるように準備しているとの答弁でした。
 新型コロナウイルス感染症対策のための基金はほとんどの自治体で設置されているのかとの問いに対して、愛知県大府市を参考にしたが、全国の状況は把握していないとの答弁でした。
 取りやめた事業費は基金に積むということだが、現時点で取りやめた事業数と減少額はいくらかとの問いに対して、市民まつり、桜まつり、県消防操法大会が中止となり約1,200万円が減少する見込みである。そのほかの事業は今後精査していくとの答弁でした。
 討論はなく、採決の結果、議案第37号は賛成全員にて原案のとおり可決することに決しました。

以上で、総務くらし建設委員会の報告を終わります。
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