高校2年生の息子の学校でPTA集会があったので、出かけてきました。1年後に迎える大学入試についての説明会です。ちょうど同時刻に大学入試センター試験が開催されていて、1学年上の皆さんが取り組んでいました。全国で55万人が受験しています。

センター試験は今年で終わり、来年からは大学入試共通テストに切り替わります。その目玉だった英語民間検定試験の導入と国語・数学の記述式問題の導入は相次いで見送りが発表され、入試改革の大きな柱を失いました。しかし、共通テストで思考力、判断力、表現力を問う方針は変わらないということです。

文部科学省は、国語・数学の記述式問題導入見送りに伴う変更点を今月中に発表するそうですが、本番までもう1年ないですよね…。英語の試験では、リスニングの配点が多くなり、今まで2回流していたものを1回しか流さないなどの変更があるようです。結果的にどのような入試改革になるのかよく分かりませんが、子どもたちの未来がかかっているので、文部科学省には責任を持って仕事をしてもらいたいです。