長久手市議会総務くらし建設委員長として、令和元年度の「瀬戸地域窯業技術協議会定期総会」に出席しました。会場は、あいち産業科学技術センター瀬戸窯業試験場です。

議題は、昨年度の事業報告・決算報告と、今年度の事業計画・収支予算についてで、すべて承認されました。令和元年度の会費は、瀬戸市が11万円、尾張旭市が3万円、長久手市が2万5,000円、4団体が20万円を負担しています。

続いて元産業技術総合研究所職員の杉山豊彦さんの講演。25年間に渡り、釉薬のテストピースをデータベース化してきたお話でした。何をどれだけ混ぜるとどんな色になるか、データが蓄積されています。最先端、高水準のものだけでなく、失敗作も残しているそうです。30数万点のテストピースの半数の約15万点は、国の研究施設「産業技術総合研究所」から愛知県の研究施設「あいち産業科学技術センター瀬戸窯業試験場」へ2018年に移管されました。残りの15万点は岐阜県セラミック研究所へ移管されています。

以前はインターネット上でデータベースを公開していたそうですが、今は公開していません。この試験場に来たら誰でも見ることができるので、作家さんやメーカーさんが来られるそうです。

実際にデータベース化されているテストピースです。私は緑色の釉薬の食器が好きでいつも探しているので、たくさんの緑色系のテストピースを見ているとわくわく!

酸欠気味で焼くと赤や紫色になるそうです。

亜鉛結晶釉もステキです。


機械部品(ニューセラミックス)も人気です。

瀬戸から長久手へ戻り、あさっての6月議会最終日に上程される追加議案(北児童館・北小校区共生ステーション整備工事請負契約の締結)の説明会がありました。