今日は、6月議会の「総務くらし建設委員会」が開催されました。私は委員長なので、気合いを入れて臨みました。

(写真は長久手市議会フェイスブックページから)

今期から「総務委員会」と「くらし建設委員会」が合体し、委員が9人となりました。オブザーバーとして議長が参加しているので、全18人の議員中10人が出席しています。

今議会の総務くらし建設委員会に付託された議案は4件です。4件とも賛成全員にて可決し、私も特に問題がないと思います。

続いて、所管事務調査(古戦場公園再整備事業、古民家復元事業、リニモテラス整備事業、市役所等公共施設整備事業)と、あぐりん村出荷者の市・ござらっせの会さんとの懇談会を行いました。

予想以上の時間をかけたのは、古戦場公園再整備事業についての所管事務調査です。来年度工事着工ですが、ここへ来て委員9人ぞれぞれが驚きを隠せない事実が次々と出てきました。

古戦場公園の西側ゾーンでは民俗資料館を整備し、長久手小学校に保管している民具などを展示し、長久手の歴史を知ってもらう計画でしたが、民俗資料館と収蔵庫が消えました…。←「民俗資料館の整備が古戦場再整備の大前提だったのではないか」との指摘相次ぐ。

西側ゾーンに民俗資料館を作る予定だったため、東側ゾーンにて今の資料館を壊して建て替えるガイダンス施設はそれほど大きくない規模で設計されています。←「これならわざわざ建て替えなくてもよいのではないか」との指摘相次ぐ。

今は資料館が無料ですが建て替え後は有料になることや、有料スペースのある階にトイレがないこと、有料スペースで囲碁・将棋を行うこと、プロジェクションマッピングが貧弱であること、飲食店が入らないことなど、「本当にこれでよいのか?」と委員の疑問は払しょくできませんでした。

古戦場をイメージしてかつて整備された起伏のある芝生広場は平らに整備し、明治時代の原風景を再現すると…。古戦場公園でなぜ明治時代なの???

6月議会は来週閉会しますが、閉会中にも委員9人で集まって引き続き調査するつもりです。