午前中は尾三消防組合議会へ出席、午後から愛知中部水道企業団議会へ出席のダブルヘッダーの1日。尾三消防本部と愛知中部水道企業団は東郷町にあり、消防も水道も長久手市、日進市、みよし市、豊明市、東郷町の5市町で共同で行っています。現在の尾三消防組合の管理者は日進市長、愛知中部水道企業団の企業長は豊明市長です。

私は今回の尾三消防組合議会で一般質問をしました。長久手市は長年消防救急業務を市単独で行ってきましたが、今年4月から旧尾三消防(日進市、みよし市、東郷町で構成)に長久手市と豊明市が加わる形で広域化されました。事前に私が通告した質問に対する答弁は以下のようです。続きの再質問は会議録が完成してからアップします。
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広域化後の検討課題について
1「広域化時は現在の尾三消防組合・尾三消防本部を継承し、組合の名称については広域化後に新たな組織で検討する。」としていたが、今後検討されるのか。
〈答弁〉
平成31年度から構成市町協議会等で検討して行く予定です。

2「豊明市及び長久手市の常備消防に関する消防施設、消防車両、資機材等については新組織に無償譲渡することを基本とする。無償譲渡した財産に関する大規模な修繕等、通常の維持管理の範囲を超える取り扱いについてはその都度協議する。」とのことであったが、具体的にどのような場合に市の負担が発生する見込みか。
〈答弁〉
この合意を適用する期限は定められていませんが、今年度数年以内で豊明消防署や長久手消防署の庁舎本体や設備、消防車両などに、通常の維持管理を超える突発的に発生した大規模な修繕等を想定しています。

3広域化後、尾三消防の情報発信、広報活動が弱いと感じるが、改善できないか。
〈答弁〉
広報媒体としては、ホームページをリニューアルしたことで、それ以前より多くの情報を発信できていると考えています。また、紙ベースとしては、今年度構成市町の広報誌に随時掲載を依頼しています。さらに31年度からは定期的に尾三消防組合の情報スペースを設けることを構成市町と調整を進めています。

4予防業務について、「組織の拡大により、査察業務、指導業務等の予防部門の強化が必要なことから、各消防署の予防課は増強することが望ましい」「消防本部の予防課に違反処理を専門とする係を置くことが望ましい」としていたが、どのようになっているか。
〈答弁〉
協議結果を踏まえ、広域化初年度は、消防署の予防課職員を増員するとともに、本部予防課には、違反処理の担当を含み消防法令違反の覚知や早期指導体制を強化する目的で「査察係」を新たに設置するなど、予防事務体制を強化しています。

5先月視察研修で訪れた「消防防災科学センター」から『豊明消防署と長久手消防署で「救急車、はしご車」と「救助工作車」の乗り換えを行っているのは、救急出動中に救助事案が発生すると出動できないため課題である。』との指摘を受けているが、専任化を図ることはできないか。
〈答弁〉
救急車と救助工作車の乗り換えは、消防力の整備指針における乗換運用基準を超えていますので、31年度以降の早い時期に基準内の乗り換えに是正していく考えです。