愛知7区内の市議会議員、町議会議員が集まり、安倍政権が進めようとしている憲法改正の問題点について山尾志桜里議員と意見交換を行いました。

 

安倍首相は、憲法9条に自衛隊を明記するとしていますが、自衛隊明記提案の本質は自衛隊が歯止めなく活動できるようにすること。歴代政権は個別的自衛権(自国に対して攻撃があったときにだけ反撃する)しか認めていなかったものを、安倍政権は安保法制を強行可決成立させ、集団的自衛権を認めています。日本が攻撃されていなくても世界へ出て歯止めなき活動をする自衛隊になることを憲法が後押しする形になります。

 

当初、自民党案は、戦力不保持などを定めた憲法9条2項を改めて「国防軍」を追加というものでした。これだったら国民も「国防軍?」「軍???」「戦力不保持を消すの?」と、ことの本質に気づくと思いますが、今は自衛隊を追加するだけならいいんじゃない?という風潮にもなってきています。

 

安倍政権は憲法53条の要件を満たしているのに臨時国会を召集しなかったり、大義がないのに衆議院を解散したりと、権力の乱用を続けているので、権力者をしばるために新たに憲法に明記した方がよいものがあります。

 

安倍政権は、天皇陛下の退位までには国民投票を終えて憲法改正を済ませようとしています。短期間で国民がよく分からないままに進められてしまう可能性があるので、皆さん状況を注視してください。

 

 

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