昨日の「第8次高齢者福祉計画及び第7期介護保険事業計画策定委員会」を傍聴して、最近の長久手市の進め方はやはり変だと思いました。

この計画は3年ごとに見直しを行い、見直しに伴い介護保険料が改定されます。正式な介護保険料は来月に示されるためまだ不明ですが、特に75歳以上の市民が急増することにより値上げの見込みです。

今回の策定委員会を終え、1月23日から2月21日までパブリックコメント(市民等からの意見募集)が行われます。

案の文章中に「3カ所目の地域包括支援センターの設置ついて」というものがありますが、次の3年間では3カ所目の設置を見送る市の方針であるため、「地域包括支援センターの運営について」程度の表現にとどめるべきではないかとの指摘が委員長からありました。市はそのように修正するそうですが、市民に全戸配布するための原稿(概要版)はもう刷ったから変えられないとのこと。

今回の策定委員会で提示された案に対して、委員から誤字脱字の指摘や、字が小さすぎて読めない、画像が暗いなどの指摘が相次ぎました。コンサルタント会社が入っているのになぜでしょうか…。

さらに第7章はすべて未定稿で文章が全く入っていません。この時点でなぜ未定稿なのでしょうか…。市としてはパブリックコメントまでに入れ込むそうですが、策定委員会で内容がよいかどうか議論していないのに、パブリックコメントで市民が目にするのは、順序が変ではないでしょうか…。策定委員会は、医療や介護の現場で働いている方、学識経験者、公募市民で構成されており、この約2時間の会議への出席に一人7,300円を支出しているわけですしね。

4月から市民には介護保険料の負担増を強いるのだから、計画はきちんと作ってもらいたいです。

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