先週、水道企業団の庁舎から愛知警察署の新庁舎が存在感を放っているのが見えました。東郷町にある愛知警察署は、長久手市、日進市、豊明市、東郷町を管轄区域としています。以下の課題があり、平成24年度の長久手市議会でも早期建替えを求める意見書を賛成全員にて可決しているので、工事が進む様子にホッとしました。建替え工事費は15億9,500万円です。完成すると、警察官の職場環境の改善、管轄区域内の住民の安心安全につながりますね。

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平成24年 第4回定例会(第6号12月19日)から引用
○議長(伊藤祐司君) 日程第3、意見書案第4号警察力の強化のため愛知警察署の早期建替えを求める意見書の提出についてを議題といたします。
 意見書案第4号について、提出議員の説明を求めます。4番岡崎つよし議員、登壇願います。
              [4番 岡崎つよし君登壇]
○4番(岡崎つよし君) それでは、お手元に配付されています資料の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
 警察力の強化のため愛知警察署の早期建替えを求める意見書(案)
 東日本大震災における警察官の人命救助・捜索活動は記憶に新しいところであるが、内閣府の検討会によると、南海トラフにおいて巨大地震が発生した場合、管内市町の最大震度は6強に及ぶと想定されている。
 愛知警察署の庁舎は築37年が経過し、耐震性能が著しく低下していると聞く。巨大地震発生時には庁舎が甚大な被害を受け、警察署が機能不全に陥り、治安維持や人命救助などの警察業務に支障が生じるのではないかと危惧される。また、被災後の復旧・復興に当たり、治安維持は前提条件ともいえる重要な課題であり、その任務に当たる警察の機能が確保されなければ、自治体としても業務継続が困難となる。
 加えて、管内市町においては、住宅を対象とした侵入盗などの街頭犯罪が多発しており、住民の安全・安心の確保は喫緊の課題となっている。現在、愛知警察署には、建設時の約2.5倍に当たる243人の警察官が配置されているとのことであるが、警察官1人当たりの負担人口は977人で、愛知県平均の540人、全国平均の492人の約2倍となっている。
 このような厳しい負担の中、現在の庁舎にこれ以上の増員が困難であることはもとより、会議室等も不足しており、重要事件の捜査本部設置等にも支障を来していると聞き及んでいる。
 こうした状況を踏まえ、今後、管内の安全・安心なまちづくりをより一層推進するために、治安拠点であり、かつ災害対策拠点としての愛知警察署を建て替え、警察官の増員による警察力の強化を強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 提出先は愛知県知事、愛知県警察本部長です。
 以上です。