愛知中部水道企業団議会運営委員会の視察2日目は、埼玉県にある桶川北本水道企業団を訪れました。桶川北本水道企業団は昭和38年に設立され、給水対象地域を桶川市と北本市としています。企業団設立以降、東京のベットタウンとして人口が急増し大きく発展してきたが、現在は桶川市、北本市ともに人口減少しているそうです。高度経済成長期につくった水道施設が老朽化しており、更新が課題とのお話でした。企業団議会の運営は、愛知中部水道企業団議会とほぼ同じ形態でした。埼玉県では、県が平成23年に作成した「水道ビジョン」に基づき、県内を12ブロックに分け、水道事業を給水人口50万人規模に広域化する検討が進められていました。各ブロックごとに専門部会を立ち上げ議論しており、平成42年までにブロックごとに水平統合(県営水道に一本化)する見込みだそうです。現実はそう簡単ではないようですが…。

{5EEAF8FD-1F17-4EE3-9BEE-91F9AB812AFC}