都議選で自民党が歴史的大敗。現在の57議席から23議席に大きく減らしています。
昨年末に、都議会公明党が長年継続してきた自民党との連立を解消した時点で、公明党以外の目から見ても自民党の大敗は決まっていたように感じます。選挙直前には、加計学園の問題、豊田真由子衆議院議員の暴言、稲田朋美防衛大臣の「自衛隊としても自民党候補をお願いしたい」発言など、問題が噴出しましたが、私はやはり「安保法」そして「共謀罪」を強行採決で成立させたことが大きな理由ではないかと思います。

安倍総理は選挙戦最終日の街頭演説で、政権に異議を唱える人々に「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と言いました。総理という立場からすれば「こんな人たち」もこの国の大切な国民であり、主権者であるはずですが、バッサリ切り捨てました。民主主義も立憲主義も、ルールも無視する姿勢が鮮明になりました。

{052E2455-986C-45B3-B81F-22B1741EEE1C}