長久手市地域公共交通会議を傍聴しました。

この審議会は、市内で交通に関わる名鉄バス、リニモ、N-バス、タクシーなどの事業者や学識経験者、警察、県職員、市職員、公募の市民などで組織されています。

今回の会議で大きな問題となったのは、先月イオンモール長久手がオープンしたことによる市内の大渋滞。

長久手市のコミュニティバスであるN-バスは、12月6日から1月15日までに120分以上の遅延が3回、60分~120分の遅延が10回、30分~60分の遅延が35回も発生しています。

名鉄バスも同じように渋滞による遅延が出ており、渋滞にはまったバスのドライバーが次のバスに乗れずに次のバスを時間通り出せない事態となったため、ダイヤ改正やイオンモール長久手の横の古戦場バスターミナルへの入り方を変えることを検討しているということでした。

私も12月議会一般質問初日の12月6日に主要道路がすべて数珠つなぎになっていて青ざめたり、1月に入っても一向に進まない大渋滞に気がめいったり、市民生活に影響が出ていることを痛感しています。

警察として会議に出席していた方から「市がしっかりと交通対策をやらないと今年秋のイケアオープンで市民生活が麻痺する」と厳しいご指摘のコメントがありました。市としては8カ所の交差点改良をして右折レーンを新設したりしたと答えていましたが、右折レーンにたどり着くまでにすでに大渋滞で、右折レーンに入っても右折先がまた大渋滞で結局右折できない状況があります。片側何車線かある道路を新設しないと解決できない状況ですが、秋までに道路ができる見込みもなく、市民生活は麻痺へ向かってしまうのか!?

リニモはイオンプレオープンの12月6日からしばらくは乗客が急増したが、その後は落ち着いているということです。経営難から抜けるためリニモだけは混雑してほしいので、市外から来られるみなさんはリニモに乗って古戦場駅へ来ていただけないでしょうか…。イケアも公園西駅の目の前にオープンします。

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