愛知中部水道企業団議会定例会が開催されました。
長久手市議会では議案質疑の事前通告制をとっていませんが、愛知中部水道企業団議会は事前通告制なので、1週間前までに通告書を提出した議員しか質問することができません。

私は、昨年度に続く補助金の減額に納得できず「平成28年度愛知中部水道企業団会計補正予算(第1号)」について以下の質問を出しました。

(1)平成27年度までは国庫補助金として出されていたが、平成28年度から県補助金に変わった理由は何か。

(2)愛知中部水道企業団は、「愛知県生活基盤施設耐震化等補助金交付要綱」に基づき重要給水施設配水管事業の補助金を要望し、補助率3分の1の金額にあたる県補助金3,337万2,000円を当初予算に計上していたが、今回の補正予算で1,134万2,000円も県補助金が減額されることになった要因は何か。

(3)昨年12月定例会においても、国庫補助金が25パーセントほど減額された補正予算が出たため私は議案質疑をした。企業長が定例会の最後の挨拶で「質疑の間にいただきましたご意見については、今後前向きに取り組んでまいりたいと思っている」と言われたが、その後国や県に対して補助金を減額しないよう申し入れなどを行ったか。
~水道企業団の答弁は会議録を見て後日追記します~

昨年度も補助金減額の明確な理由は不明なまま25%カットされましたが、今年度も明確な理由は不明なまま34%カットです。重要給水施設配水管の耐震化という国民生活にとって非常に大切な工事の補助金をなぜカットするのでしょうか。

長久手市役所でも、多くの事業によく分からない調整率がかけられ、補助金が減額されています。マイナンバー制度導入に必要な費用の3分の2は国庫補助金という話だったのに、ここにも調整率がかけられていて、国庫補助金減額分に市の費用を充当していました。納得できない私は身近にいる政治に関わっている方々にこれらの話をしところ「解決したければ国会議員になるしかないんじゃない?」とか「世の中はこういうところだと分かって何も言わなくなったときにあなたは議員として一人前になれる」という返事がきて、余計に絶望的な気持ちになったけれど、また来年も私が地方のひとりの市議会議員として頑張っていける理由が見つかりました。 

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↑1年前の平成27年12月25日の会議録