第三セクター㈱長久手温泉の中身が見えなさすぎる

　午後から議会基本条例に基づいて年１回行う議員全員勉強会が予定されていましたが、午前中にも執行部から議員全員向けの説明会が開かれました。

執行部は㈱長久手温泉の昨年度決算の説明をしたいとのことでした。㈱長久手温泉は長久手市が６０％(６，０００万円)を出資して設立した第三セクター会社で、長久手温泉ござらっせと産直施設あぐりん村の管理運営をしています。社長は、長久手市の副市長です。

専務、ござらっせの支配人とあぐりん村の支配人も来て説明をしましたが、この第三セクターの決算は、先月閉会した９月議会にて質疑の対象となっていたものなので、なぜ今さら？？？わざわざ説明会を開くのだからもっと細かい資料を持ってくるのかと思いきや、９月議会に出した資料とほとんど変わりませんでした。

売上高の合計はいくらで、経費の合計はいくらでという最終段階の決算資料で、経費などの内訳が分かる資料は見せられないということだがら、議員としても中身がどうなっているのかさっぱりわかりません。

私はこの不明瞭な状態はいけないと思い過去に何度か情報公開請求をしましたが、黒塗りばかりでした。東京都が出していた資料は黒塗りの非公開が多かったことを小池百合子都知事は「のり弁」と表現していましたが、「のり弁」は長久手にもあるのでした。私は引き続き調査していきます。