私は先月フィリピンへ行っていたので、フィリピンのドゥテルテ大統領の発言に注目しています。

今月6日にラオスで予定されていたフィリピンのドゥテルテ大統領とアメリカのオバマ大統領の会談は、ドゥテルテ大統領の暴言により中止となりました。フィリピンで大統領の指示による麻薬犯罪容疑者の殺害が横行していることにオバマ大統領が人権上の懸念を示すことを想定し、ドゥテルテ大統領は「その話を持ち出すんじゃない、あんたをののしることになるぞ」「おまえは何様だ」「ろくでなし」と挑発しました。さらにドゥテルテ大統領は、オバマ大統領を「売春婦の息子」と罵倒しました。

ドゥテルテ大統領の言いたい放題に私は驚きますが、オバマ大統領は「個人攻撃とは受けとめていない、彼の話し方の癖のようなもの」と紳士的なコメント。

今月2日にフィリピンのミンダナオ島ダバオでイスラム過激派組織アブサヤフによる爆破テロがあり多数の死傷者が出たことについて、ドゥテルテ大統領は「やつら(アブサヤフ)に代償を支払わせる。その時が来たら、皆の前でお前らを食ってやるからな」「俺を怒らせたら、俺は本気でお前らを生きたまま食ってやる。生でな」「俺は本当にお前らの腹をかっさばくからな。酢と塩をよこせ、お前らを食ってやるから。冗談じゃないぞ」と発言しました。

私が帰りの飛行機で読んでいたフィリピンの新聞1面に「ドゥテルテ大統領の指示があってアブサヤフの戦闘員が少なくとも22人殺された」と書いてあったので、何もないところに突然テロが起きたという事情ではないようですが…。

今度は、ドゥテルテ大統領が国連の潘基文事務総長を「ばか者」呼ばわりして問題となっています。

発言には注意ですね。そうそう、長久手市議会でも今期のメンバーになってからはありませんが、前の期は議員の問題発言による発言の撤回が何度かありました。


{749240FD-2275-4B46-AB19-E5B28119D9FE}