市当局から9月議会に市長提案で提出される議案の説明がありました。9月議会は前年度の決算を審議するので、決算の説明が中心でした。

長久手市では、昨年度も人口増加、新築家屋増加により個人市民税と固定資産税などの市税収入が伸びています。国が法人税の税率を変えて市に入る分を少なくしたため長久手でも法人市民税は減収ですが、長久手はもともと法人市民税が少ないのであまり影響はありません。歳入に占める法人市民税の割合が多い市では、近年大打撃を受けています。市が頑張って企業誘致しても、国に税金を持っていかれるとは一体何なんでしょうね…。

上記のように歳入の面では健全ですが、長久手市の平均年齢は38歳と子育て世代がとても多いため、昨年度も東小学校の校舎増築、小中学校のトイレ改修、小中学校の体育館改修、市が洞学童保育所新設、保育園の運営などに大きなお金を使っています。そして昨年度長久手市が経営難のリニモ支援に支払った金額はなんと9億1100万円。別途、市が銀行から借りてリニモ会社に貸していたお金が戻って来ず、市が肩代わりして返済する分も約1億円あったので合計10億円をリニモにかけています。歳出190億7995万円のうち10億円はリニモへ…。

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