今朝の新聞の政党・候補者個人の広告を見て思う

 今朝の新聞には参議院議員選挙関連の政党や候補者個人の広告がたくさん載っています。候補者個人の広告は「そのような考えなんだ」と理解できましたが、自民党の広告の真相は何？

「この３年半、経済最優先で取り組んできました。まだ、道半ばではありますが、アベノミクスは、確実に「結果」を生み出しています。」とあります。確かにアベノミクスは、大企業や株式を持つ金銭的に余裕のある国民はさらにお金持ちになったり、大臣や公務員や議員のボーナスなどが上がったりしましたが、実質賃金が５年連続マイナスであることから暮らしが良くなったと感じられない国民が圧倒的多数ではないでしょうか。

「日米の絆を壊すような無責任な試みを許すわけにはいきません。」とありますが、「無責任な試み」とは一体何を指しているのでしょうか？野党共闘による安保法の撤回の動きのことでしょうか？

「経済も外交も、日本をあの混迷の時代に後戻りさせてはなりません。」とありますが、「あの混迷の時代」とは、日本のいつの時代を指しているのでしょうか？　

「この道を。」とは、どこへ向かう道？

何だかよく分からないけれど、イギリスのＥＵ離脱を受けて週明けの世界市場も混乱するのではと気がかりな日曜日の朝。あ～、株式の比率が大幅に増やされている私たちの年金の運用も心配。