今日は、毎回議会が閉会した頃に愛知県下の仲間の議員と行っている勉強会へ。地下鉄で新栄町まで。このところ寒さが戻り、藤が丘駅の桜も開花が進んでいませんでした。

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今日の勉強会のテーマは「まち・ひと・しごと創生総合戦略と人口ビジョン」について。平成26年11月に公布・施行された「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、全国の市町村は「総合戦略」と「人口ビジョン」を作成することになりました。これらの作成のために国は市町村に1000万円ぐらいずつ出しています。長久手市も、国からもらったお金でコンサルタント会社に委託をして作りました。戦略は平成27年度を初年度とする5年間の計画です。

そして、市町村が戦略に書いた事業に国が交付金を出すという流れ。

国は、国の今年度補正予算で「地方創生加速化交付金」1000億円を出すと決め、今月上旬まで各市町村による交付金の争奪戦となっていました。1つの自治体でだいたい2事業、上限8000万円程度ということでしたが、長久手市はどれも交付対象に該当せず、なんと交付金ゼロ円に…。補助率10分の10(=100%補助)だから、もらえるお金はもらいたいと思いますが、交付金のつけ方に納得いかない…。申請するタイトル名の書き方や企画書の作文能力に左右されている印象。

平成28年度も「新型交付金」として国費が配分される予定なので、次はもらえるのかな。1先駆的、2隘路(あいろ)打開、3横展開(幅広く)の取り組みが対象ですが、申請期間などは白紙状態です。「新型交付金」は、事業費の2分の1の補助で、さらに「地域再生計画」を作成して付けよということのようなので、争奪戦に乗っていくことが賢明なのか私はだんだん不安になってきました…。
 
市町村が振り回されている感じですが、あれこれ考えることでそれぞれの市町村に自分で考える能力がつく練習にはなっているかも。