今日は総務委員会が開かれました。

私は総務委員会の委員ではありませんが、私が提案者である
意見書案第1号「国民的合意のないままに安全保障法制の見直しを
行わないよう求める意見書案」が総務委員会に付託されていたため
委員外委員として出席。

結果、「国民的合意のないままに安全保障法制の見直しを行わないよう
求める意見書案」は総務委員会で賛成1人反対4人にて否決されました。
(総務委員会は6人の議員で構成されており委員長は採決に加わらない)

昨日の衆院憲法審査会の参考人質疑では憲法学者3人が3人とも
憲法違反であると言っている法案ですが、長久手の総務委員会でも
法案に異議を唱えるこの意見書案は通りませんでした。

共同通信社が5月30,31日に実施した全国電話世論調査によると
集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案への安倍政権の
姿勢に関し「十分に説明しているとは思わない」との回答が
81・4%に上っています。
新聞各紙世論調査でも安保法制の見直しについて反対が賛成を上回って
いる状況です。その考えは長久手市民においても同じ傾向に
あるのではないでしょうか?

今日の質疑で、選挙で国民から選ばれた
国会議員の議論が国民的合意だという趣旨の指摘がありました。
私も本来はそうあるべきだと思いますが、今の政権は国民の
意向置き去りの強引な進め方ではありませんか?
長久手市議会では、選ばれた議員の判断が市民の意向を
反映したもであるよう、各議員が自分へ投票してくれた
市民の想いを十分汲み取ってほしいです。

反対多数でしたが、反対討論は1件もありませんでした。
反対をした委員のうち質疑をしたのは一人のみ。
議員全員で討論採決を行う6月議会最終日に反対の議員はどの点を
どう考えて反対なのか言ってもらいたいです。
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