今日は第17回地域公共交通会議を傍聴しました。
6月に開催された第16回の会議は、私ひとりしか傍聴人が
いませんでしたが、今日は目を光らせる議員が6名傍聴席に
議事録を見ると、昨年度に開催された地域公共交通会議は、
一番傍聴者が多いときで2人、それ以外は0人か1人でしたので、
6人は多いですね。
http://www.town.nagakute.aichi.jp/chosei/keikakuichiran/kikaku/chiikikoukyoukoutuukaigi.html
この会議は、長久手町内のN-バス、リニモ、名鉄バスがいかにバランスを
とって共存していくかに重点が置かれています。
今日は、主に来月行う①N-バスの利用実態に関する調査、②公共交通の
利用実態に関する住民アンケート調査の案について話し合われました。
行政側が作成したアンケートの内容を委員が確認しました。
委員からは、
「N-バスに乗車するまでにご利用になった交通手段はどれですか?という
問いに対して、一番現実的な徒歩や自転車と回答する番号がないのは変。」
「小学生以上を対象とするのに表現が丁寧すぎるて意味が伝わりにくいから
もっと分かりやすい表現にすべき。」
「あてはまる利用時期の番号のいずれかに〇(複数可)をつけてください、
というのは相反することを言っているのでおかしい。」
など、さまざまな意見が出ました。
また、
①Nバス、②名鉄バス、③リニモ、④町全体の公共交通として、
①~④のそれぞれについて、
長久手町は、近隣の市町と比べてどの程度公共交通を便利にする
ための施策が進んでいるとお考えかを4択で回答するものがあります。
その4択とは、
1進んでいる、2どちらともいえない、3進んでいない、4わからない。
近隣の市町と比べてというのは、人それぞれ感じ方が異なると思いますが、
ここまではよいとして、
その設問の内容が問題です。
A利便性の向上
B分かりやすい情報の提供
C周知、広報活動
D全体として
回答する立場で考えると、
利便性の向上が進んでいるか、進んでいないか?
そもそも利便性の向上とは何をもって判断するのか…。
B分かりやすい情報の提供と、C周知、広報活動は
どう違うのか…。
④のDは
町全体の公共交通として、全体として、近隣市町と比べて進んでる、
進んでいない?
と、なるわけですが、あまりに抽象的ではないのか…。
委員から指摘があったことを踏まえて、修正をするということですが、
来月の調査は150万円をかけて行うので、実になるものとなるよう工夫
してほしいです。
「N-バスは、今年度の4月~8月までの乗車人数が前年度の同じ時期に比べ
16.8%増加している。」とのこと。
これだけ聞くと、N-バスが便利になって利用者が増えたと思いますが、
今年4月にN-バスを1台増車しているので、増えてあたりまえですね。
そのバスの購入費は1,625万円。
その金額を考えると満足な増加とは言えないのではないでしょうか。