製作現場より~その16~の続きです。
確か、ブリム(つば)の折り曲げるところに印をつけて、 というところまででしたよね。
待ち針のままでは折り曲げることが難しいので、そのご後、仕付け糸で待ち針のところを縁取り待ち針をはずします。
で、仕付け糸のことろを折り曲げてみたのがこちら~。
ダブルブリムの帽子とご説明しましたが、ブリム(つば)部分が
2重になってるのがおわかりになりますか?
これだけだと、まだまだ寸胴のような形なので(笑)蒸気を当てて ブリムの形を整えていきます。
蒸気を当ててはググーと伸ばしたり角度をつけてみたり。
これがなかなか神経を使うのです。
一度伸ばしすぎると縮めることができないので、少しずつ少しずつ・・・。
左右均等になるかどうか、また被ってみて被り心地が
悪いところはないかどうかなどを確認しつつ丁寧に扱います。
そうやってできた形が↓!
微調整などを加えた後、蒸気で湿っているので完全に乾かします。
だいぶ形にはなってきましたが、その後も内側の余分な箇所を切り取ったり
サイズリボンをつけたり飾りを作ったり・・・などなどは続く~。