先日、あるお客様より下記のようなご質問を頂きました。
Q: コロニアル屋根の塗装を考えていますが、 「タスペーサー」は必要ですか。
まず、 「タスペーサー」という物ですが、コロニアル屋根の縁切り部材の事を言います。
タスペーサー??縁切り??とは何ぞや??という方は
・・・・・で、
話は戻りますが
必要か? 不必要か?
につきましては、屋根の状態にもよりますが
10年~15年あたりでのお塗り替えの方は、差し込んでおいた方が間違いは
起こらないというのが、職人としての答えです。
*差し込み方は、いろいろありますが屋根の負担にならないよう
極力、排水機能が保てる差し込み方が、良いと思います。
もっと厳密にいいますと、通常のカッターを入れて行う「縁切り」作業はどうしても
不十分になりやすく、しかもきっちりと仕上がった硬い塗膜同士をカッターで
切断というのは、力も必要ですし、何より非常に腰にきます(笑)
そうです。
非常に重労働ということです。
また、最近ではこう配が急なケースとても多く、仕上げを塗った後に行う「縁切り」という工程は
足で踏ん張る為に仕上げに傷がつく場合が多く、何より合理的ではないのでは??
というのが、理由の一つに挙げられます。
*タスペーサーを使用する場合は、仕上げの前に「縁切り」工程となります。
また、仕上がった屋根の上を歩く事にもなりますので、急なこう配屋根ですと
足元で踏ん張る為、靴キズを付ける行為になってしまいます。
反り返りが発生してしまった屋根の場合、タスペーサーは不必要というケースも
ありますので、工事を行う職人さんとご相談すると良いでしょう。
屋根の塗装で「縁切り」という項目はとっても重要。
と、いう事を
覚えておいて損はないでしょう。
佐藤塗装店では私たちができる「塗装」を考え、お客さまに最高のサービスで
お応えできるように、スタッフ一同 頑張っていきたいと思っています。