2024名古屋ウィメンズ 安藤友香が優勝も五輪代表内定は前田穂南 | 流浪のマラソンと高校野球マニア5

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女子マラソンのパリオリンピック最後の代表選考レース、名古屋ウィメンズマラソンが行われ、29歳の安藤友香選手が自己ベストを更新する2時間21分18秒のタイムで優勝しました。

ただ、代表内定の条件となっていた前田穂南選手の日本記録更新はならず、前田選手が2大会連続のマラソンオリンピック代表に内定しました。

ことしの名古屋ウィメンズマラソンはパリオリンピックの女子マラソン代表の最後の1人の枠をかけた選考レースを兼ねて行われ、ことし1月の大阪国際女子マラソンで前田選手がマークした2時間18分59秒を切って、日本選手の最上位に入ることが代表内定の条件でした。

レースは日本歴代8位のタイムを持つ安藤選手や、東京オリンピックのマラソン代表の鈴木亜由子選手、それに去年の世界選手権代表で25歳の加世田梨花選手が海外選手とともに先頭集団を作り、序盤は日本記録に迫るペースで進みました。

25キロすぎには鈴木選手が先頭集団から離され、その直後に安藤選手と加世田選手も徐々に海外勢から遅れました。

安藤選手は33キロすぎの登りでペースを上げて抜け出して日本選手トップに立ち、その後も粘り強い走りで、39キロすぎにトップのバーレーンの選手に並びました。

41キロすぎにラストスパートをかけてトップに立った安藤選手は、自己ベストを18秒更新する2時間21分18秒でフィニッシュし、優勝を果たしました。

ただ、日本記録には届かなかったため、前田選手が2大会連続のオリンピックマラソン代表に内定しました。

2位にはバーレーンの選手が入り、3位には終盤に粘りの走りで順位を上げた鈴木選手が自己ベストを更新する日本歴代9位の2時間21分33秒で入り、加世田選手が4位でした。
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男子と違って、前田選手の「2時間18分59秒」というのは、とてつもなく高いハードルで、

よほど突破力のあるランナーでないとなあ・・・

ぺーサーの設定タイムも、どうも記録突破を想定していなかったような

安藤選手も鈴木選手も、いっぱいいっぱいだったと思う

二人とも、誠実な走りを見せ、自己最高を出したし

安藤選手は、海外選手にも競り勝って、優勝したし

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男子・女子とも、オリンピックにベスト3を送り出すことになった

とは思わない

だけど、そういう決め方をしたんだから仕方ないかなあ

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それはともかく

実況の東海テレビの高橋アナウンサーは

現場の画面を見ないで喋っていたのか

でなければ、しゃべりの反射神経が鈍いのか

マラソンを見たことが無かったのか

レースが動いた瞬間を少なくとも2回はずしてましたな

映像展開もそうで

名古屋城になんの義理があるのか知らんけど

延々と上空映像を見せてる間に

安藤と加世田がおいて行かれる瞬間が・・・

東海ラジオで中継した方が、よかったような