自己肯定感を高める為には…その1 | 諭す育児~月間200人以上の子どもと接する元幼稚園教諭が伝えたい子育てブログ~

諭す育児~月間200人以上の子どもと接する元幼稚園教諭が伝えたい子育てブログ~

親子カフェを夫婦で経営中。教諭と保護者、両面の視点から育児についてお話しします。

こんにちは。
名古屋市西区の親子cafe『cafemini』の笹岡ありです。

今回のお話は…前回の続きで
『自己肯定感を高める為に大切な事』です。

自己肯定感を高める為に大切な事。それは…
①愛されているという実感
②やれば出来るという自信

を持つ事です。

詳しくお話しますと、

①愛されているという実感
他者(自分以外の人)からの「無条件の受容」によって生まれる
「生まれてきてくれてありがとう」
「どんなあなたも愛してる」

という存在だけで肯定される
「無条件の受容」こそ、自己肯定感の源です
しかし親は、子どもの成長と共に、つい愛情に条件を付けたり、
他の子と比べたりしがちになります。
この事で、大切な自己肯定感を損ねてしまうのです

例にあげると…
「〇〇してくれるいい子だったら、あなたの事が好き」
「〇〇をしたらキライになる」

といったような言葉掛けをすると、
子どもは親の愛情が条件によって増減するんだと感じてしまいます涙
また、兄弟での比較、受験などで一人に掛かりっきりなるといった場面で、
他の兄弟は「自分は可愛がられていない」と感じる事もあります。

かといって、いつもいつも子どもに目一杯の愛情を注がないといけないのか…
時には忙しかったり、
愛情表現がうまく出来ない親もいるかもしれません。

そういった場合は、子どもと話をする時に、
手を握って話をする頭をヨシヨシするなど、
少しの時間でいいので、
子どもに触れる事に心がけてもらうと、子どもは愛情を感じます

この行為は叱る時にも有効で、口だけで叱るよりも手を握った方が、
視線も合わせられますし手を通じて温かさも伝わり、愛情を感じますにこ

このように、愛されているという実感は、言葉だけではなく、
ほんの少しのスキンシップでも効果は抜群です

ママから、「ひっつかせて~」と意味なく子どもにひっついてみましょう

②やれば出来るという自信
については、次回のお話で…

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