褒めるよりも… | 諭す育児~月間200人以上の子どもと接する元幼稚園教諭が伝えたい子育てブログ~

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親子カフェを夫婦で経営中。教諭と保護者、両面の視点から育児についてお話しします。

こんにちは。
名古屋市西区の親子cafe『cafemini』の笹岡ありです。

今回のお話は… 『褒めるよりも喜んであげる』です。
子どもの脳は、情感の動き(喜怒哀楽の落差)によって、知性や感性を蓄えていくと言われています

例えば
「ママに気持ちが通じなくて悲しい」
「分かってもらえると嬉しい」

というような落差のある感情を抱く事によって、心と脳が発達していきます。

では、情感を育てるには、どういった言葉掛けが有効なのか…

脳科学的には『褒める』よりも『喜んであげる』方が情感を育てる効果があると言われています

例えば「○○が出来て偉いね」よりも「ママ、助かったよ。ありがとう「ママ、嬉しいな」と言葉掛けをしていくといいでしょう

こういった言葉掛けで、『愛する人に喜んでもらうために努力する事』になり『褒められる為に努力する』よりもしなやかな感性を育てていけるようになります

人から言われて嬉しい言葉…「ありがとう」
我が子も感謝を忘れずに生きていける人に育って欲しいものです(^^)


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