すみません!!!

明日の分のお話UPしようとしてたら

誤って今日の分消しちゃった…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)



再投稿します…

コメント下さった方々すみません。°(´ฅωฅ`)°。

きちんと読ませて頂きました( ;∀;)♡





大宮妄想小説、BLです。

ご理解のある方のみ、どうぞ。

苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。






ニノちゃんハピバ記念物語です♪


第一話はこちら↓











智side




「まぁ…
しょうがない、よね。」

「……………………」

「ぽっと出のようなヤツに
"恋人です"…なんて言われたら、さ。」

「……………………」

「そりゃ…腹も立つって。」

「…………だからって、」

「………………やっぱ、ちょっと。
申し訳なかったよね。」

「……………………」

「あなたの…
ファンには、さ。」

「……申し訳ない、って。」

「びっくりさせちゃった…ってことよ?」

「………………………」

「突然の話だったし…さ。」

「………………………」

「そりゃ…受け入れるのも。
時間かかるよね。」









濡れた
茶色の柔らかな髪を。

隣りに座って
わしゃわしゃ拭きながら。



なんてこないように。

話を続ける和。









「まぁ…でも、さ?」

「…………………………」

「ちょっとずつだけど。
理解してくれた人も増えてるし。」

「……………………」

「てか…
こうなるのなんて当たり前、」

「……俺、」

「…………え?」

「俺…明日、行ってくる。」

「…行ってくる、って、」

「事務所行って…
こういうの…どうにかできないか、」

「ちょ…さとし、」












"人誑し"












深く突き刺さったまま
離れない三文字が。

頭ん中。

ぐるぐる回って
離れない。










どうにかしなきゃ…って。

俺が…
俺がどうにかしなきゃ、って。



スマホ握って。

立ち上がった
俺のこと。



が…っと腕を掴んだ
和の手が。

強く引き止めた。










「そういうの。
全部反応してたらキリがないって。」

「でも、」

「俺は大丈夫だって。
平気だから、「へーきなわけねーじゃん!」

「…………………………」

「……こんなの……」

「…………………………」

「平気な…わけ……」

「…………………………」

「…………………………」

「…………………………分かったから、」








分かったから…
怒んないで、って。



そう言って。

ぎゅ…っと
抱きしめられた。

和の腕ん中で。



俺。

怒ってんだ…って。



自分の中で
ぐるぐる渦巻いてる感情に。

ようやく気付く。











言葉のない。

沈黙の中。









ただ。

ぎゅ…っと
抱きしめる和の手が。



宥めるように。

俺の背を撫でて。






昂る感情に。

追いついてこれない
言葉たちが。






和の手に。

誘われるように。






ぽつり。

ぽつりと。



音になって。

口から出てきた。










「………俺の意思、なのに、」

「……………………」

「俺の…意思で…」

「……………………」

「お前のこと…すき、なのに、」

「……………………ん、」

「なんで…お前が、
傷つけらんねーと…なんねぇの…」

「…………………………」















守りたい。

のに。














三年前。



大事な和が。

傷つけられるのが
恐くて。




和から離れて。

傷つけて。











それでも。

俺のこと
選んでくれた。

和のこと。













今度こそ。

傷つくことないように。






大事に。

大事に。

守ってやりたいのに。











全然。

守って
やれないどころか。




お前にばっか。

背負わせて。















どこまでも
情けない自分に。

腹が立つ。













「…………………………」

「…………………………」

「……ね、智、」

「…………………………」

「今度は………俺の話、聞いて?」

「…………………………」

「………………俺は、ね。」

「…………………………」

「俺のこと…
周りが…どんな風に思おうと…」

「…………………………」

「ほんとに…
別に…どうでもいいの。」

「…………………………」

「ただ……あなたが……」

「…………………………」

「あなたが…
分かっててくれれば…さ。」

「…………………………」

「あなたが俺のこと…
分かっててくれるなら。」

「…………………………」

「俺は…ただ…
それだけでいいのよ。」
















守れない自分が。



悔しくて。

もどかしくて。

















やるせなくて。

もがく。

俺の耳元を。










和の
優しい。

甘やかな
声が。



囁くように。

そ…っと撫でて。















慰めるように。



ちゅ…

ちゅ…っと。










和の
柔らかな唇が。

俺の鼻先に。

そ…っと
触れてから。









瞼。

額。

頬。

唇。










顔中。

至る所に。

キスを
落としていく。


















一つずつ。

キスを
落とされる度。



俺の中の
和への想いが。

苦しいくらい
震えて。



優しく
重なり合った唇に。

今度は
自分から。



そ…っと。

触れ合うくらいの
キスを返した。


















至近距離で。

見つめ合う
眼差しに。



どちらから
ともなく。

自然と。



触れ合うだけの
キスから。

互いを貪り合うような
キスに変わって。









その日の
夜は。

そのまま。



深く。

深く。

身体を重ねた。















次回は明日AM6:17です♪