2つ前に「キミとだから 裸の愛を Fin.」あります↓
大宮妄想小説、BLです。
ご理解のある方のみ、どうぞ。
苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。
こちらはIN THE SUMMERの番外編です♪
IN THE SUMMER(本編)↓
本編を読んでいなくても
楽しめる内容になっているとは思います!
本編が気になる方は、上からどうぞ♡
★この記事は24時間後、アメ限へ移行します
和也side
「………ねぇちょっと///」
「ん……なに?(笑)」
「なに?、じゃないでしょ///」
次の日の朝
全身きつくて
中々起き上がれずにいた俺に
俺が朝食作っちゃる、って
キッチンに立ってくれた智に甘えて
しばらくそのままゴロゴロしてから
出来上がった合図に、布団から抜け出し
テーブルの前に座って待っていると
智が運んできてくれたのは
たっぷりの
メープルシロップがかかった
できたて熱々の
綺麗にまぁるいホットケーキ
「和が食べたいって言ってたから…
昨日、材料買ってきた。」
「や…それはうれしいけど///」
「ちょっとでかすぎたかもだけど。
余った分は後で食えるべ。」
「いや、でかいのも全然いいのよ?
いいけど……さ///」
熱々のホットケーキの上に
たっぷりとかけられた
甘いメープルシロップから漂う
濃厚な香りに
昨夜の…
濃 密 な 交 わ り が、頭をよぎる
「………………なに、かず?」
「………………///」
「なんか…顔、赤いべ(笑)」
「……………うるさい///」
絶対、わざとやったくせに///
そう言って
ぎろりと睨んだ俺を見て
悪ガキみたいな顔した智が
楽しそうに、んふふ…って笑う
……なによ///
昨日は…あんな
ぎらぎら、鋭い オ ト コ の目をして
くらくらするような
壮絶な 色 気
醸 し 出 してたくせに///
俺の身体中
全身隈なく 舌 を 這 わせて
蜜 が 溢 れる俺の ナ カ を
何度も 抉 って、愛してくれた智
シロップだらけになってる俺の身体を
余すところなく 舐 め 取 って
脇の下も、脇腹も
感 じやすい場所は必ず何度も 執 拗 に攻め
何度も、何度も
達 したい 興 奮 で 昂 らされて
布団に敷いていたバスタオルが
ぐっちょりと 濡 れてしまう程
ラ ブ シ ロ ッ プ が無くなるまで
二人で互いに 愛 し 合 った
何度も
智が腰を 打 ち 付 ける度
ぐ ち ゅ …っと響く
ナ カ に留まったシロップから
生まれる音とか
身体についたシロップを
たっぷり 舐 めて 取 ってくれた直後の
シロップの甘みがまだ残ってる
メープル味の 濃 厚 な キ ス とか
ホットケーキから漂う
メープルの 甘 ったるい香りに
汗にまみれて 荒 く 息 を吐く
俺の上で 激 し く 揺 れ 動 く智の姿や
ね っ と り、根元まで 絡 みつく
智の 厚 くて 大 きな 舌 の 熱 や 柔 ら かさが
色 鮮 やかに思い出されて
昨夜、あんなに
満 たされたはずの身体が
ず く んと
簡単に 熱 をもつ
「…………ね、」
「……なに///」
「あれ…今度、買いに行こ。」
「やだよ、恥ずっ///」
「んじゃ…ネットは?」
「…………中身、」
「…………へ?」
「中身…宅配の人、分かんないよね///」
「やっぱ和もノリノリだ(笑)」
「うるさっ///」
ぽか、っと
智を小突いた拳に
智が嬉しそうに
むにゃむにゃ笑う
「ほら…ホットケーキ
食わねーと冷めちゃうべ。」
「分かってる…って、ちょ///」
「ほら、あーーーん。」
「も、一人で食えるから///」
「いーじゃん、ほれ。あーんして。」
とろ、っと落っこちそうになった
ホットケーキのシロップに
慌てて小さく開けた口の中に
すかさず智が、フォークを入れて
フォークの先に刺さっていたケーキを
唇を閉じて口内に留めると
噛む度
口の中に広がるのは
昨日と同じ
メープルシロップと
ふわふわした
ホットケーキの優しい甘み
「……んまい?」
「ん…美味しい///」
「ここ…シロップついてる。」
「んっ…///」
口の中に入れる際
唇についてしまった
ホットケーキのシロップを
伸びてきた智の手が
親指で、ぐ…っと唇から 拭 い取って
そのまま
自分の口元へ運んで
ぺ ろ、っと 舐 め 取 る
その仕草に
なんか…もう///
胸がひぃひぃ声を上げる///
「………なんか、」
「……なによ///」
「んめぇ、けど……」
「……なに///」
「やらしーな(笑)」
「………はっ///」
「なんか…
メープルの味がやらしー(笑)」
「それは
メープルのせいじゃないでしょ///」
小さなことで
言い合って
小さなことで
笑い合う
智の隣りで過ごす毎日は
メープルより甘い
幸せの 蜜 の味
Life is beautiful
(人生は美しい)
キミとだから Naked love
(裸の愛を)
これ以上ない
ひと夏の物語を
これからもずっと
貴方と二人で、紡いでいこうね
*-*- Fin -*-*
★お付き合い下さり、ありがとうございましたー♡
明日、AM6:17に今年最後のご挨拶をUPします|д゚//)
よろしくお願い致します♡♡