こちら、

引き続き妄想のお話となっています……



事実事実の間を、


好き勝手に埋めている、

単なる個人的な妄想ですので……



ご理解いただける方のみ、

お読み下さるようお願い申し上げます……
















  ♪🎶♪🎶♪🎶♪🎶♪🎶♪🎶♪🎶♪🎶
















<変わったこと…>


3枚目となるシングル『台風ジェネレーション』



今月末に、


まだ、

横浜アリーナでの、

ファーストコンサートを残したまま、



先のコンサートの準備にかかることになって。




3枚目のシングルっていってもさ。



まだまだ、

曲が足りないから……



結局、

先輩の曲を歌わせてもらうんだけど。




でも、

こうやって、

少しずつ曲が増えてくのがさ、


実感できて……




いつ、

自分達の曲だけで、


コンサートができるようになるだろう……って、


楽しみなのと………





もっと言えばさ。



いつかさ、


自分達の楽曲が多過ぎて、


「もう選べないやー」


みたいに、


お手上げになるくらい

選ぶのに苦労する………なんて……(笑)。



そんな未来があったらいいな……って。




そこまで、

嵐を続けることが、難しいことなんだけどね……






「大阪、楽しかったねー」


打ち合わせの途中、ふとまぁくんが言うと、



「楽しかったねぇ。俺さ、初めて、コンサートを楽しんだ気がする」


翔くんが、そう言った。




それは、

俺も感じていて。



自分達を表現する為に、

つくっていくこと────



どう見せようか。

どうしたら喜んでもらえるだろう。



そんなことを考えてつくったコンサートで、



お客さんの笑顔を見ると、


何か、

それで、


寝不足で頑張ったのも報われる気がする(笑)。





「俺は、歌って踊るだけだと思ってたよ……」


ニノが言うと、


「俺もそう」


翔くんが頷いて。


「自分達でつくるとさ、ほんと、いろんなことできるよねー」


まぁくんも、そう返す。



「ま…そう。いろんなことできるしね」

「それが面白いよね」

「自分達の色が出るもんね、そこに」



相葉ちゃんの言葉に、頷いたニノが。



「コンサートは何でもありだね」


ふと、

そう言った大野くんに。


「………何でもありではないだろ、そこ」


と、

ツッコむのに、

ちょっと驚いてる大野くん……(笑)。




また始まった…って、感じで。


口を隠してはいるけど、

隠せないまま、にやにや笑ってる翔くん。



「そこ、ちゃんとあんだろ。秩序」

「……ちつじょ……そう、だね」


ニノに詰められて、


戸惑って、

たじろいでる…っていう感じを見せる大野くん。



この大野くんが、

俺、すごいと思ってるんだよね……


何か、

何だろ……


演技っぽい、ちょっと。


だからさ……


途端に、

何か、コントみたいになる……(笑)。



「秩序の意味、言ってみ」

「………え?」

「言ってみ。秩序って、何?」


ニノに言われて、


「ちつじょ………ま、あれだよね……」

「どれだよ」


「大ちゃん、頑張ってー」


相葉ちゃんに言われて。 



「───整う……ってことだよね?」



絞り出した大野くん。



「……整う?」



ニノが、

眉間にシワを寄せたのと、同じように、



俺の頭の中にも、

いろんな整う……って言葉が、ぐるぐる回る。



………え、整う……?



「……(笑)。何それ……どういうこと?(笑)」



翔くんが、

聞きながら、もう笑っちゃってて。



「”まえーなれ!休め!” って、やつでしょ?」


そう言った大野くんに。



「え、何て……?(笑)」

「……(笑)リーダー、え……どういうことですか?」

「それ何か……違くね?」



俺ら3人が口々に言ってる横で、


まぁくんだけ、

「あぁ~」みたいな声を出した。



「分かるでしょ?」

「分かる分かる」

「あれだよね」

「そうだね。”右向け、右” みたいな」

「そうそうそうそう」



2人で、

何か妙に盛り上がってる……(笑)。



「いや……(笑)。何か、ちげーって(笑)」


俺が言うと、



「でも……大きく言うと、そうだよね?」


な、

まぁくんに、


「ね?そういうことだよね」


と、

満足気な大野くん。



大きくって、何?




「乱れなく、きちんとしてる……とか、そういうこと?」


 

翔くんが、

大野くんに訊ねるように、そう言うと、



「そうそうそうそう」


めちゃくちゃ嬉しそうに、笑った。







嵐ってグループ。



この5人になったけどさ。



俺は、さ。



最初、

3人グループを作るんだって思ってた。



翔くんと、

ニノと、


あと、誰か……






Jr.の中で、


滝沢くんが、

1番有力だって言われてたんだけど……



本人は、


どうやら、

自分がやるよりも、作る方が好きみたいで……





滝沢くんの家に、


めちゃくちゃすごい、

ハイテクの編集機材があって。



映画みたいなやつを、よく作ってた。




俺も、

そういうの楽しくて、


何回か、

一緒にやらせてもらったんだけどさ………



ニノとか、

相葉ちゃんも一緒にね。




そんな中でいたから。


デビューする為のグループって言われても。




ま、


そこに俺が入るとは、

夢にも思ってなかったんだよね……



ちゃんとしたことは、

ギリギリまで知らなかったから。





もっと上に、

先輩は沢山いるし………




そんな先輩達と一緒にいた大野くんとは、


ほんとに、

ほとんど関係性がなくて……



あまり話したこともないし、


何となく、

無口でおとなしい人だと思ってた。





だけどさ。


同じグループになって。


最近、

よく一緒にいるようになって。



その見た目からくる第一印象とは、

全然違う人だって分かった。




面白いんだよ、ほんとに(笑)。



話す言葉もだけど……



何て言うの……?

その、間……っていうか、さ。


醸し出す空気……?(笑)。



何か、

そこにいるだけで、笑っちゃうんだよ(笑)。




って、

前に言ったら。



怒るかと思ったら、


無言で笑いながらサムズアップして、

頷いてきた(笑)。



それもよく分かんない(笑)。






だからね。

敬語もいつしか無くなったよねぇ。



だって、 

今はマブダチだもん!(笑)。



って、

みんなの前で言ったら。



「仲良くなったら敬語いらないの?ダメでしょ!親しき仲にも礼儀ありでしょ!」


とか、

ニノに言われたけど……



え。

ニノにだよ……?(笑)。






何か、さ……


ちょっと前の雑誌の取材で……



リーダーになったばかりの、

大野くんのことを聞かれたことがあって。




正直、

他の3人に比べると、まだよく分からない……


っていうのがあるんだけど……





でも。


何となく、さ。




嵐っていう、

グループの空気がいい気がするのは、



気のせいじゃないと思う。





基本的に人に優しい人で……



真ん中に、
その優しい中心核があって、

その周りに、
いろんな性格を持ってる感じがする。





一緒にいると、


何か、


頑張らなくていい自分を認められる……







「ねぇねぇ、次はさ、コントみたいのやんない?絶対、面白くなると思うんだよねー」


まぁくんの言葉に、


「コンサートでコントって……何でだよ(笑)」

「1個のコーナーにするってこと?」


直ぐさま反応したニノと翔くん。


「オーディションコントみたいの、面白くない?」


まぁくんが続けて言うと、


「オーディションコントぉっ!?!?」

「オーディションコント!?」


声を揃えて、

目を丸くする2人……(笑)。



どう返したらいいか考えてると───



「………面白そうじゃない?やってみようよ」




何だろう。



リーダーじゃないって、


頑なに、

今も言い続けてるけど………




やっぱりね、

こういうことなんだと思う。




コントをいかに面白くするか……

めちゃくちゃ楽しそうに話し出した4人に。





まだ、

来週には、


ファーストコンサートがあるんだけどな……






そう思って4人を見てると、


何か、

おかしくて………笑えてきた………(笑)。