こちら、
引き続き妄想のお話となっています……
事実と事実の間を、
好き勝手に埋めている、
単なる個人的な妄想ですので……
ご理解いただける方のみ、
お読み下さるようお願い申し上げます……
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<無意識のフォロー>
自分では、
緊張とか……
あまりしない方だと思っていた。
いや、
これは、
緊張とは、また違うものなのかな……
Jr.として、
これまでに何度もコンサートに出てるし。
コンサートに出ても、
やるべきことはやる……それだけで。
そこに、
自分を表現しようとか、
あんま、
思ってなかったんだよね……
だって、
みんなに求められてる俺って、
多分、
本当の俺じゃないし……って。
本当の俺は。
自分の中のどこかで。
おまえの進む道はここじゃない………って、
ずっと言ってた。
ずっと、
そう言っている自分、ってのがいて。
そんな状態で。
テレビに出ても、
コンサートに出ても、
アイドルらしく、
キラキラとした中で、
見てくれる人に笑顔を振り向いて…って……
何か、
そういうのが、さ、できなくて。
どこかで、
そういうことに必死になるのって、
かっこ悪くね……?
って、思ってんのかもね……
学校の仲間の手前ってのも、あったのかもしれない。
俺は、
別に、
必死に、
アイドルやってる訳じゃない……
何か、
そういう位置に自分を置くことで、
自分を保とうとしているのかも………って。
進む筈だった道は、
おそらく、
毎日スーツを着るような仕事で……
同級生の殆どは、
大学を卒業して、そんな道を進むだろう…
俺は?
俺はこれでいいのか……?
ちょっとした興味から、
今、
ほんの少し道を外れているだけで……
結局は、
そこに戻ることになるだろう……って、
そんな思いは、やっぱりずっとある。
やりたいことは、これじゃない……って。
でも、
もう、
そうならそうでさ。
仕方ない……とも、思う。
もう、
俺みたいな子供が、さ、
何か言ったところで、
走り出したものを止めることなんて……
物理的に無理だし、
今の俺に、
いろんなものを背負ってぶち壊す、
そんな勇気もないし…って。
前を向いたり、
後退したり……
気持ちは、
常に行ったり来たり───
そんな風に、
いろんな迷いがありながら、
大阪を迎えて───
コンサートが始まって。
沢山のファンを前にして。
そうやって考えてきた自分が、
何か、
すごくちっぽけに見えて───
きっと、さ。
こんな経験、普通はできない。
だったら、
もう、
いろんなこと考えてないで、さ。
それに乗っかって。
今、
素直に、
コンサート楽しめばいいんじゃね……?って。
やっと、
思えた気がする………
何て言っても、さ。
歓声がものすごくて……
ここまでの歓声って、
これまで感じてなかったかも……って。
それって、
きっと、
ファンも、
嵐のデビューを喜んでくれてるって、
ことなんだよな……って、さ。
大阪でのファーストコンサートは。
リハ中に、
岡田くんからの電話もあって、
急に明日、
『笑っていいとも』に出ることになって……
びっくりだけど、
妙に、
5人で盛り上がったりで………(笑)。
いや、
何で、
4人が盛り上がってんだよ……って(笑)。
俺が出ること、
一緒になって喜んで………
っていう、
そんなところも、
何か、良くてさ………
緊張とは違うけれど。
いろんな要因で、
ちょっと、
気持ちが舞い上がっちゃってたのかもね……
MCでさ、
俺、
ちょっと、言葉に詰まっちゃって……
このステージの上で、
5人でしゃべってる……ってのがさ……
何か、
改めて、不思議なんだよ………
いつもはさ、
大抵、
ニノと俺が中心になって、
会話が回ってくんだけど……
ちょっと高揚感に似た、
そんな気持ちが先走っちゃったのか、
MCの途中でさ。
上手く、
言葉が出てこなくなっちゃたんだよなー。
そしたらさ。
普段、
殆どしゃべんない、
大野くんと相葉ちゃんが、
何か、今日はすごいしゃべってくれて………
ま。
意識的なのか、
無意識なのか、
特に、
そのことを2人と話した訳じゃないから、
本当のところどうなのか……ってのは、
ま、
分からないんだけど……
何か、
そういうさ……
何気な支え合い……
無意識のフォロー……っていうか、さ…
そういうのを感じて、
俺的には、
すごく気持ちが楽になった………
みんなで遊ぼうのコーナーでやった、
パラパラも面白くてさー。
あれ、
俺と大野くんが考えたやつが、
最終的に、
採用された訳なんだけど…
いや、
ま、
俺と大野くん……っていうか、
ほぼほぼ大野くん(笑)。
多分さ、
大野くんのファンには分かるんだろうけど。
パラパラ、
大野くん色がすごいんだよ(笑)。
もう、
2人で考えてる時から、大爆笑だったよ。
パラパラなんてさ、
みんな一緒じゃん…って思うだろ?
ちげーから(笑)。
変だよ、
変な方にすごいよ(笑)。
何なんだろう、あの人(笑)。
いや、マジでさ。
あの人、
振り付けやったら、
ぜってー面白いと思った。
ファーストコンサート。
ファンにも覚えてもらって、
みんなでやったパラパラ……(笑)。
会場のみんなはさ、
動けないから、
ま、
手振りだけだったんだけど………
ステージの上から見てて、
何か、
それが、さ。
めちゃくちゃ楽しかったなー、って。
一体感……っていうか。
ね?
嵐って。
何か、すごくね…?(笑)。
コンサートって、
こんなのありなんだ……って……(笑)。
大野くんなんかさ、
コンサートの中で、
このパラパラの時が、1番、楽しそうだったよ………(笑)。
いや、
これをOKした、
松本が1番、楽しそうだったかも……(笑)。
いや、さ……
そんなことある?
デビューして、
最初にやるコンサートなんだよ?
巫山戯過ぎて、
ニノと相葉ちゃんに、
大野くんはツッコまれてたけど………(笑)。
そんな空気もさ、何かいいな………って。
大阪城ホールでやった、
嵐のファーストコンサートは………
2回とも、
そんな感じだったね……
あと4回。
横浜ではどうなんだろうね………(笑)。
東京へ帰る新幹線の中。
来る時とは違った、
どこかで、今を楽しんでいる………
そんな自分を感じて────
ふと、
明日の『笑っていいとも』へ気持ちを馳せる。
メンバーはさ。
タモリさんを驚かすことを、
何か、期待しちゃってるみたいだけど……(笑)。
いや、
俺、無理だから!
そんなの絶対、無理!!(笑)。