こちら、

引き続き妄想のお話となっています……



事実事実の間を、


好き勝手に埋めている、

単なる個人的な妄想ですので……



ご理解いただける方のみ、

お読み下さるようお願い申し上げます……
















  ♪🎶♪🎶♪🎶♪🎶♪🎶♪🎶♪🎶♪🎶
















<コンサート会場の空気>


Jr.としては最後となった、

嵐のお披露目コンサートから、半年。



嵐として、

初の単独コンサートを、


大阪城ホールと、

横浜アリーナでやることになって……



正直、
怖かった…っていうのがあるんだよね…


自分のファンだけ、
いなかったらどうしよう……ってさ……(笑)。



実際、

お披露目コンサートでの、
4人への歓声はすごかったし…


大阪での握手会の時も、
翔くんとニノの列は行列だったもんね……





あ。
そうそう。

翔くんと言えばさー!



今日ね、
ついさっきね、

リハ中に、
岡田から電話があったんだよ!



岡田は、さ。

今日、
『笑っていいとも』に出てて。

”明日のゲスト” にって、翔くんに電話してきたの!



翔くん、
めちゃくちゃ驚いてて(笑)。


ま、
俺らも、

すごい驚いたんだけどさー。



翔くんは、
今月、大学に入学したばかりでもあるし、


ファーストコンサートのタイミングで、
呼んでくれたんだろうな…って思う。


もう、
何かさ……嬉しくってさ。




え?

だって、
『笑っていいとも』だよ!?


ちっちゃい頃から、ずっと見てたやつだよ!?
 


翔くんなんて、ねー。
「俺が生まれた年に始まったやつー♪」

とか………(笑)。
もう、めちゃくちゃ嬉しそうだしさ。


その顔見てるだけで、何か、俺も嬉しくなる。


ほんと、
明日が、楽しみでさー。


翔くんに、
「タモリさんのこと、”わっ!” って、驚かせてよー(笑)」

って言ったら、

「……はぁっ!?何だよ、それー。ムリだよぉ、俺そんなの」
「他人事だと思ってんだろ(笑)」

って……(笑)。




面白くない?

だって、
タモリさんが、

驚いてるとことか、
焦ってるとこ、俺、見たことないもん。


翔くんにやってみてほしい、ぜひ、それを!




でね。

あ、
そうそう、

MCでは、

そんな話の他にも、ね。


3日前、かな?
から放送が始まった嵐音の話もしてさ……


あいうえお作文とか……あんの。

めちゃくちゃ面白いよね、あれ(笑)。



ただ、さぁ。


俺が、
嵐のリーダーってことになっちゃったから……


スタッフの人は、
当然、
俺が仕切ると思って、俺に話をしてくんの。


や、
ほんと、ねぇ……

もう、マジで困った……勘弁して……って。



そんな風に憂鬱になってたんだけど、

結局、
やってみると、

上手くいかないところも、
他の4人が助けてくれて、さ……


それはそれで、
何か面白いことになんの……(笑)。

あ、
この空気、いいな……って思えて。




嵐音はさ。

仕切ることをのけたら、
 
楽屋で、
5人で、
普通にしゃべってるだけ……みたいなもんだしね………


少しずつ、
気持ちも楽になっていった……



だって、
楽しいんだもん(笑)。





何か、さ。


そんな風に、
MCでいろんなお知らせをして───



あ、
そうそう。

近所の子にもらった、
ピカチュウの万歩計の話もしたよね……(笑)。


今日もつけたかったんだけど、
早替えがあるからムリだったのが、残念で。

いや、
絶対、さ。

今日つけてたら。

これまでの最高記録、2万歩超えられたかも!





これまでは、

コンサートとか、

MCとか、ってさ………

俺にはあまり関係ないし……って、思ってて。




京都の舞台の時は、
自分でいろんなこと決めてやってたけど……



こっちへ戻って来て。


こっちは、
こっちで、

やっぱ、
やり方…っていうか……なんか、違うからさ……


Jr.のコンサートとか出ても、
出番だけやればいい……って、思ってた。




でもさ………


初めて、
自分達のコンサートで、
自分達がメインでしゃべって………



あ。

何だ、
こんなに楽しい空間なんだ………って。

あ、楽しいな…って、思ったの。





5人で、

手のひらにマメができて、
それが潰れて、

血が滲むくらいやった和太鼓。





その和太鼓のあと、

このファーストコンサートでも、
『朝日を見に行こうよ』を歌うことになった。



ソロもやって、
ユニットもやって、

え……それも、俺やんの……?


って、
思ったんだけど。



松潤に言われて、

クレーンに乗って、
歌うことになったんだよね……





みんなより先にハケて、

準備して、
クレーンみたいなやつ、
リフターだっけ?に乗ってゆっくり上がっていく間……




そんな風に、
今日のことを思い出して、


色々、考えてた───





次の瞬間。


スポットライトが当たって。



一瞬、
目の前が真っ白になったと同時に、

大きな歓声が下から湧き上がってきて……


自分が、
その声に包み込まれるのを感じた────






早く舞台から降りたい………
そう思っていたお披露目コンサートで、


トラウマになりかけていた、
みんなの前に出る……ってこと。




だけど、

大阪で初日を迎えた、
嵐のファーストコンサートには。


これまで、

感じたことがない程の、

優しくて、
温かい空気があって………




歌いながら、
気持ちよくなってる自分に気が付いた……





高いところにくると、さ……よく見えるんだね。




俺の名前がさ、
書いてあるうちわを持ってくれてる子が、

思った以上に、いっぱいいてさ………




それが、
めちゃくちゃ嬉しくて………




コンサートの間。



ずっと、
ずっと、


俺は、手を振ってた………