通常記事を読みに来て下さった方、
大変申し訳ありません。
こちらの投稿は。
本日より、
性懲りも無く(笑)、
例によって例の如く、
ここから暫くの間、
妄想のお話を投稿いたします(*・ω・)*_ _)
彼らの日常を、
こうだったらいいな………と。
事実と事実の狭間を、
好き勝手に、
妄想で埋めているお話ですので───
そういったことを、
楽しけりゃいいんじゃないの…
と、
ご理解いただける方のみ、
お読み下さるようお願い致します……(❀ᴗ͈ˬᴗ͈)"
因みに、
こちらは────
11月末から投稿していた雑誌レポ、
『嵐・季節はずれの沖縄日記。』
を、
勝手に都合よく、妄想してます(笑)。
(えぇ、ほんとに季節外れの時期に……💧)
𓆡𓆜𓇼𓈒𓆉𓆛𓆡𓇼𓈒𓆉𓆡𓆜𓇼𓈒𓆉𓆞𓆡
<プロローグ 智 ~5人でいいんだよ~>
電話の途中……
急に、
目の前に、
海の風景が浮かんだ───
空と海と……砂浜。
そこに人影………が、見えて。
ああ、
何か、見たことある景色だなぁ……
って、
それを見て、
思ってる自分がいてぇ……
見えなくても、さ。
何か、さ。
そこにいるのが、
嵐だ、って……
思ってる自分がいるんだよね……
ふふ(笑)。
変だよね?(笑)。
見えてないんだよ?
4人が、
楽しそうにしている………って、いう……
何か、
そういうのをねぇ、
見るのが、好きなんだよね………
楽しそうな、
キラキラしたものを見ると───
何かね。
無意識に、
それを嵐だと思ってる自分がいて───
や、
あのさ、
変な話、
面白いもんでさぁ。
ニノもよく言ってるけど、
自分から見える嵐って……4人で。
それに慣れてるの。
慣れてるからさぁ………
雑誌とか、
映像とかでさ、
5人の姿を目にする機会ってある訳じゃん?
あれはねぇ、
何か。
あ。
俺いる……って感じ(笑)。
あ。
あの人達と、
俺、一緒にいるじゃん………って。
ニノと同じで、
俺にとっても、
キラキラしてる嵐って………4人だから………
だから、
たまに、
思い出したりするとねぇ………
何か、
こんがらがんだよね。
分かんなくなっちゃうの。
それが、
自分が、
実際に見た景色なのかぁ。
後で、ね。
あのぉ、
雑誌か何かで見たぁ、
別の角度の景色なのかぁ……って……
ね。
嵐は5人で……
5人だから、いいんだよね…………
この、
5人の海の景色は。
いつの、
どこの、
景色なんだろう………
いつの間にか、
浮かんだ景色が変わっていて────
ニノと相葉ちゃんが、
砂浜に、
大きな穴を掘っていて───
少し離れたところで、
翔くんが、
どこからか拾ってきた木の枝で、
何かを描いていて────
あ。
何か、
知ってんな………これ。
何だったっけ……
と、
思っていると。
松潤が、
手のひらのサンゴを見せてきた───
どこかで見たような、
この景色…………
それが、
いつの何だか、
思い出せなくて、
ちょっとモヤモヤしていると───
「…………おーい」
太陽が、
海と砂浜に反射して………
キラキラ光ってる………そこに。
声が聞こえてきた………
「………大野さーん。ねぇ、聞いてるー?………おーい、どしたー?」
すぐ近くで聞こえる、やけに鮮明なその声は。
松潤で…………
「おーい、返事しろー(笑)」
って。
何回も、
声を掛けてきて……
あ。
そっか、
電話中だった…………(笑)。
思い出した(笑)。
「………うん………ん?」
と、
とりあえず返事したらぁ、
向こう側から笑い声が聞こえてきて。
「ん、じゃないよ(笑)。何よ。今の話、聞いてました?大野さん」
「………ん」
「ん、じゃないでしょ(笑)。絶対、聞いてないでしょ?あーた」
「聞いてたよ……………あの、あれでしょ?」
「どれよ」
被せ気味聞かれて、
ちょっと、考える……
あれ?
俺、
今、
何考えてたっけ………?
「ご飯食べよう……って………話だよね?」
何とか思い出してそう言うと。
「そうよ。大丈夫?今、めっちゃ長いこと、無言だったからね、あなた」
「大丈夫だよ、ちゃんと聞いてるよ?俺、ちゃんと聞いてる」
「いや………(笑)何だよ、ちゃんと聞いてるって………子供じゃないんだから」
「………ふっ(笑)大丈夫。聞いてる(笑)」
もうずっと長く、
家康をやってる松潤の大河が、
そろそろクランクアップする……ってことで。
そのお祝いで…
いや、
お疲れさん会……かな?
『みんなでご飯食べたいねぇ~』
って、
ちょっと前に、
翔ちゃんからLINEもらってて。
『そうだねぇ』
って、
話してて………
『展覧会の準備で忙しそうだから』
『殿にちょっと聞いてみるよ』
なんて、
翔ちゃん言ってたから……
多分、
聞いてくれて、
松潤から、
直接、電話が掛かってきたんだと思う。
「10月末には終わる予定だからさ……どっかのタイミングで、5人でまた行こ」
「うん」
「あなた、今、何処よ?」
「ん?」
「何処にいるの?」
「…………家だよ」
「家なのね?」
「うん」
「じゃあ、急に決まっても大丈夫?ニノも相葉くんも、ドラマで忙しい時だから……申し訳ないけど、前もって予定は立てられないかもしれないんだけど……」
「うん。大丈夫だよ」
ねー。
みんな、
すごいよねぇ。
相葉ちゃんは、
ガンアクションするって言うし。
ニノなんて、
2クール続けてドラマなんだよ。
信じらんない(笑)。
いつクランクアップするの?
二宮和也は(笑)。
撮影で行ってたっていう、
送ってくれた、
モンゴルの写真がさぁ………
何かよくて。
ああいう建物………っていうか、
そこにいる人も含めて、さ……
何か、
いいんだよね………
「じゃあ、さ。そん時にサンゴ持ってくよ」
サンゴ………
あ、
そっか。
それで、
海を思い出したのか───
「確認ですけど……あなた、覚えてます?(笑)」
電話の向こうで、
笑ってる松潤の声がして───
「スタッフさんにもらったってやつでしょ?」
素知らぬフリして、そう言うと。
「そうよ。ま、これは人工樹脂だけどね……今日、最初から、ちゃんと話聞いてました?大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫(笑)…………ちょっと、海を思い出してただけだから……」
な、
俺の言葉に、
「………海?」
「うん」
「何で?」
「サンゴって言うから」
って俺が言うと───
「あぁ、サンゴ兄弟?(笑)」
あ…………
そっか…………
「懐かしいね………2002年だよね………あれ確か……『ピカンチ』の頃だから………」
すぐに、
思い出した松潤に。
やっぱ、
松本さんはすごいわ…………
そう思って、
嬉しくなって───
さっき、
ぼんやりしていた景色が、
青と白の色をつけた────