京都の九条通り。
東寺として親しまれている、
教王護国寺の近くに位置する映画館。
1964年から、
単館の映画館として愛されてきた、
京都みなみ会館が、
今月、
9月30日をもって閉館すると、
7月にお知らせがありました。
2018年に一度閉館し、
2019年8月に、
以前あった場所から、
九条通を挟んだ斜め前の銀行跡地に、
移転リニューアルしてから4年と少し。
3スクリーンを有する、
オシャレな感じの、
素敵な映画館に生まれ変わっていましたが……
閉館するとのこと……
とっても残念で寂しいです。
新作映画は勿論、
懐かしい映画も沢山上映して下さる映画館で。
リニューアル後、
コロナ禍の影響があった為か、
経営状況が悪化した………と。
【お知らせ】
— 京都みなみ会館 (@minamikaikan) 2023年7月10日
京都みなみ会館は
2023年9月30日をもって
閉館することになりました。
長きにわたり
ご支援ご愛顧賜りました皆さまに
心より感謝申し上げます。https://t.co/shun10Xi46
こちらの映画館は。
何度か行ったことがありますが───
やはり、
1番印象に残っているのは。
2020年1月、
嵐さんの『黄色い涙』を、
1週間、リバイバル上映して下さったこと。
チケットを売り出した時には、
サーバーダウンする程で………
有難く、
1月20日に観に行けたのが、
今は懐かしい記憶です。
『黄色い涙』の持つ、
明るさの中にある怠惰と、
何とも言えない哀愁が好きで………
歯がゆく思いながらも、
どこか爽やかな気持ちになれる…………
そんな、
不思議若者たちを描いた映画。
1974年に放送されたテレビドラマからは、
おそらく、
随分と違った作品には、
なっていただろうと思うけれど……
(キャストも嵐さんに合わせて5人に増えてますしね)
どん底に思える時があっても。
日々の生活の中で、
精一杯、
楽しく、明るく生きていた、
あの若者たち───
嵐であって、
嵐ではない、
そんな5人が、
どこかで、
おじいちゃんになって、
生きている気がして………(笑)。
そんなものを想像して楽しむ……(´^ω^`)
いつもそこには、
笑顔があり、仲間がいる────
有り得ない夢が、
有り得ないままで終わらない……
仲間といることで、そんな夢を見る───
切なくも、温かい、人間模様。
単館映画館で観たからこそ、
より、
何故か、
懐かしさを感じたのかも────
(新しくとてもキレイな映画館だったんですが…)
何より、
映画館を思い出すと、
ラストで流れた、
『涙の流れ星』が頭の中で木霊する。
空を見てごらん 夜が明けるだろう
今ここで新しい 日々が始まってゆく
日の光浴びてる君の 笑顔を守ってあげたい
今ここで美しく 輝いている君と
いつまでも手をとりあって 歩き続けていこう
いつまでも手をとりあって……
2020年で、
休止することになった嵐さんの作品を。
上映して下さったこと、
感謝しかありませんでした。
改めまして、
京都みなみ会館さま、
ありがとうございました………(❁´ω`❁)
今も感謝でいっぱいです。