先日。



昔の雑誌を、

ひっくり返した(笑)時に目に入った雑誌。




2007年5月号として発売された、SWITCH 。

特集・アラシノデンゴン。




そこには、


もう何度も、

投稿してきた、

『黄色い涙』の頃の彼らが掲載されていて。




アイドルを語る、


5人と、


そして、


そんな5人と一緒に仕事をした、

監督、スタッフさんがいた───


(この雑誌に、C1000レモンの広告を務める嵐さんがいて………嵐さんのプレミアムイベント募集とかされてるのが……今、思うと……羨ましい限りだ(笑))






一瞬。


あの連載を思わせるタイトルで……(笑)



でも、

あの連載が始まるよりも、

こちらの方が、早いんですよね……


面白い(笑)





こちらの雑誌には。


嵐さんの『黄色い涙』関連のページが、

36ページ設けられていて。


表紙や広告を合わせると、


何と、

38ページ‼




もう。


それだけで、冊子が出来そうだ───(笑)






表紙もグラビアも、

その殆どがモノクロで。



色の質感等、

私的には結構好きな仕様になっている……

(元からモノクロ好き)





テキストも、

ものすごく長いので、

さすがに、

飽きちゃうだろう………


と、

勝手に判断して(^ω^;)




要所要所で、

いきたいと思います………

(ほんとか?ほんとに、要所要所なのか………?)






この、超長い特集。


嵐さんのインタビューのところ、

全て書いて下さっているのは、

ただお一人……

当時のSWITCH編集長・内田正樹さんという方のようです。




その語り口調が………



何だか、

小説を読むようで、個人的に好きだ。










特集   アラシノデンゴン

  嵐 『アイドルを生きる』



現在、あらゆるメディアからの需要を見れば、

嵐をショウビズの最前線の一組と数えることに異論はないはずだ。


その彼らが

5人で主演した映画『黄色い涙』が公開される。


この群像劇は、

テレビドラマ化された当時、

少年だった監督・犬童一心が映像の世界を志すきっかけとなった。


絶大な支持の渦中を泳ぐ、

櫻井翔、相葉雅紀、大野智、松本潤、二宮和也からの『デンゴン』とは。






五人


他を知らないから

実感がないと当の本人達は揃って笑うが、

嵐の五人の仲の良さは広く知られる通り

事実である。



「インタビューですよね?誰からがいいですか?」

「あ、俺一番がよかったのに」

「じゃあ真面目なこと言えよな」

「えっと、何でしたっけ、え?」

「この人、ぜんぜん聞いてないよ」


彼らのファンなら

これがそれぞれ誰の言葉なのか、

予想がつくだろうか。



確かに、予想がつく(笑)

智くんが、会話にいないことが………(;^_^A

それも、とってもらしい(笑)



五人揃うと、

会話のパスワークに笑っているうちに

時間が過ぎてしまう。



『笑ってるうちに時間が過ぎる』……って。

ある意味すごいことだ……



例えば日々の暮らしを見渡してみる。


自分の周囲には多くの顔がある。


TVの向こうにも、この一冊の雑誌にも。


以前、

親交の深いとある画家が、

TVの取材に

答えてこう言ってのけたことがある。


──人は見た目じゃないって言うけど、

        僕はそうは思わない。

        人は見た目だよ。


ともすれば誤解を生みかねない言葉である。


だが、

彼は世界を旅して幾人もの顔を見つめ、

キャンバスに描いてきた上で、

人の想いは、

姿勢は、

意志は、

その人の顔であり、

見た目に反映されるものだと

屈託のない笑顔で語った。



人間性は、

確かに顔に出るのかもしれないですね。


特に、

絵を描く人やカメラマンには、

感じるものなのかも……



言葉の真意は、

どの程度、

正しく受け取られるかによって、

その真意が左右されますもんね。



小誌の短期集中連載『デンゴンノアラシ』は

映画『黄色い涙』を通じて出会った人々へ、

嵐の五人がウナ電(至急電報)を打つというコンセプトではじめた企画だった。


その取材の場で向かい合った時、

五人分五回の現場全てで

画家の言葉が思い出された。


「見る」というギリシャ語が

「見られる対象」を指す「アイドル」という言葉に変化を遂げたという。


その基準は、

時代の突出した存在によって常に更新されてきた。


ゴールデン、深夜

双方の時間帯に対応する

バイタリティとトークの運動神経。


主に ”希望” をテーマとする数々のヒットシングル。


個々の明確なキャラクターと表現力。


アイドルの最新型を考えた時、

現在の嵐こそが、

それに当たるのではなかろうか。



最新型。

確かに、時代によって、

求められるものって

変わるのかも………



そう思いはじめると

彼らの言葉をもっと聞きたくなった。


果たして語られたそれは、

五人五様でありながらも、

夢を追う若者を描いた『黄色い涙』への想いと共に、ショウビズの最前線にいる者だけが抱くことの出来る意志に溢れていた。





インタビュー前の、この文章を読んで。



印象として。


個人的に。



とても素敵な文章を書く人だな……

と、興味が湧いた。




この人の目には、

嵐がどう写ったんだろう………と。






5人のテキストは、

翔くん、相葉ちゃん、智くん、潤くん、ニノ…

の順に掲載されている。




そして。


犬童一心監督と永島志基さん。

(永島さんは、『黄色い涙』を描いた漫画家・永島慎二さんのご長男であり、ギタリストの方)



そして。


星野源さんのいた、SAKEROOK。



あと。


ヘアメイク、方言指導、録音助手、監督。




いろんな人が語って下さっている、


『黄色い涙』

と、

『嵐』

を、


改めて、

感じたくて─────





久しぶりに読んだ雑誌は。


あの頃へと、

気持ちを連れていった─────