『oricon style』2007年7月16日号。
すみません。
かなり途中からになりますが………💦
こちら、
昨日の続きになります………(;^_^A
エアギターも飛び出す!?
レコーディング風景は?
──松本くんは?
🟣「俺は、『Everybody前進』が好き」
──タイトルも曲も、
ザッツ嵐!な曲ですよね。
🔴「まぁ、『感謝カンゲキ雨嵐』を出した俺らだからこそ!」
🟢「怖いもんないよね」
怖いもん(笑)
🟣「『Everybody前進』はね、曲も作りも好きだし、歌詞も好きだし、何よりもギターが好きだね。あの曲は、キューボックス(ミキサー付きのヘッドフォンアンプ)に、ギターのカッティングだけ入れてもらって、それ聴きながらずっと歌ってた。エアギターしながら」
──楽しそうだ(笑)
🟣「勿論、真面目に作ってるんだけど、ちょっと巫山戯てる感もあって。そのメジャーとマイナーの狭間、みたいな表現が好きなんです」
あー、めっちゃ分かる!
私も『Everybody前進』大好きなんですよね。
何が好きなのか、
イマイチ自分で分かってなかったけど(笑)
潤くんの言葉を聞くと。
『それそれ!』という気持ちになった(笑)
──大野くんは?
🔵「『風』が好きです。何か、こういう曲が好きみたい」
智くん、
よく好きな曲として『風』を上げてますよね。
2、3度は聞いた記憶がある。
ってことは、 もっと言ってるのかも………
『嵐の強化合宿』でも、言ってましたしね。
🔴「俺も『風』好きだなぁ」
🟡「嵐なだけに」
🔴「パソコンに入れるとね、表示が『風』『嵐』って出てきて、何がなんだかよく分からない。鏡で映してるみたいに見えるの」
これ、どういうことなんだろう?
どちらも、
シンメトリーぽいということかな?
🔵「曲も覚えやすいし、歌っててもいい感じですよ」
私の中では、
何となく、
『スーパーフレッシュ』と、同じ位置にある(笑)
🟡「俺は『Love Situation』かな。この曲を録る前に、僕の前に大野くんが録ってたんですよ。間奏明けのDメロみたいなところで」
🔵「<チカヅキタイ>?」
🟡「そう。そこを歌ってる大野くん、渋いな、って。でもCDで聴いてみたら、松本くんでした(笑)」
🟢「渋かったの!?」
🟡「渋かったよ~」
嵐ジオでも、渋かったですよね(笑)
智くんの思うかっこいいって、
渋さなんだろうか……(´^ω^`)
🔵「最初聴いた時、誰が来るかって思ったでしょ?」
🟡「うん」
──出来上がるまでは分からないと。
🔵「そう」
🔴「で、松本くんだったのを聴いて、誰もが『あ、やっぱそうだよね、松潤だよね』って(笑)」
誰もが………(笑)
嵐内で、満場一致なんだな。
🟣「俺、最後に録ったんだけど、(歌うの)そこです、って言われて。寧ろ、他を録ってないんだよ」
🟢「え、決め試合!?」
🔴「あれっ!?俺ら、負け戦ですか、これ!?」
🟡「俺もDメロは1番最初しか録ってないよ。♪言い出せなくても構わないなんて~♪って」
末ズの余裕具合が(笑)
🔴「それは逆に勝ちパターンだよ」
🟣「俺ら(レコーディングが)遅かったんだよ、多分」
🟡「俺、1回しか録ってないもん。一発録りだよ」
ニノは、
いつもレコーディング終わるの早い…って、
言ってますもんね。
🔴「カッケー」
──リーダーは、沢山歌ったんですね。
🔵「俺、あそこめちゃくちゃ苦戦してたでしょ!?(笑)」
めちゃくちゃ苦戦する『チカヅキタイ』(笑)
🟡「うん。しかも、『恥ずかしいから出てけよ』って言われた」
ふふふ。
確かに、全力の『チカヅキタイ』は、
さぞ、恥ずかしいだろうな………
大抵、こういうの、
ラジオでもそうだったけど、
智くんって、巫山戯て言いますもんね……(笑)
🔵「曲が速いと、噛むから。集中しないといけないじゃん」
気になって噛んじゃう人(笑)
──二宮くんが、
ちょっかい出したりするんですか?
🔵「そう。『おまえ、全然ダメだよ』とか言ってくるから。『出てけ』って(笑) そしたら、『はい』って出てった」
そのラインをちゃんと測ってるのが、
ニノらしい(❁´ω`❁)
── 一生懸命だったんだ。
🔵「うん。で、ちゃんと出てってくれたから、本気でできた。実際CDになったら、歌ってたのは松本さんだったけど(笑)」
本気でやったけど、松本さん(笑)
🟣「すいません」
🔵「いや、大丈夫です」
──普段は
1人でレコーディングするところを、
たまたま、二宮くんが来たんですか?
🟡「っていうか、俺の入り時間まで、大野さんが録ってたんですよ」
🔵「俺は時間内に終わってたよ。俺、押したことないもん」
成程。
ニノが早く来たのか(笑)
🟡「あ、そう?(笑)」
🔵「うん」
タイトル決めは混戦模様!?
今を生きる嵐の『Time』
──アルバムタイトルの
『Time』というのは、
翔くんがつけたそうですが。
🔴「メンバーでタイトル案を出しましょう、っていうので、僕が持っていったのが採用されたんです」
タイトルを決めてる様子って、
『Voyage』にもあったけれど………
いいですよね、何か。
🟡「”オリンピッグ”残念でしたねぇ」
──何ですか、それは!?(笑)
🟣「何で、”オリンピッグ”だったの?」
🟡「相葉さん?」
🟢「今回、歌詞カードの中に子豚を入れるっていうので、その意味がないといけないかな、って。そうしたら、何か流れでリーダーが『じゃあ、”オリンピッグ”にしようよ!』って」
意味がないといけない(笑)
🟡「いい流れだね」
🟣「何で、オリンピックとかけたんですか?」
🔵「いや、まぁ、流れはいっぱい、ねぇ、相葉さん」
そっか。
相葉ちゃんと2人で楽しんでたのか(笑)
2人のいっぱいが知りたい(笑)
──面倒くさがらないで、
説明して下さいよ(笑)。
🔵「ジャケットが黄色ベースだから、”イエローピッグ”とか、色々あったんですよ」
🟡「”黄色ック”ってのもあったよね」
🔵「あった、あった。で、色々考えて、俺が『”オリンピッグ”は?』って」
🟣「あと、何があったっけ?」
🔵「”ピッグポップ”とか」
🟡「”エレキンピッグ”とか、何か色々あったよね」
そんなにも、”ピッグ”への拘りが……(笑)
🟢「兎に角、ものすごいいっぱい書いて、紙を埋めたんですよ」
🔴「どちらかというと、埋めることに意義を見出してたんでしょ!?すごい乱射してたよね(笑)」
🟢「俺らの中では”グッピィ”とかも出てたんだよ」
🟡「”グッピィ”も可愛いよね、って、それ魚じゃん!って(笑)」
──結局は全ボツで(笑)
そして『Time』に込めた想いは?
🔴「歌詞カードを色々見てたら、前向きになろうよ、っていう曲とか、今を生きよう、っていう曲が多かったので。ラップ詞を書くにあたっても、その歌の世界にすり合わせないとできないし、それで思いついたのが『Time』だったんです。ソロ曲も入ってるし、メンバーの個性を知るのにも、最適なアルバムですね」
🟢「シングルは『アオゾラペダル』から入ってるからね。最近の嵐を知ることができますよ」
『Time』いいですよね。
年齢を重ねて。
音楽の表現に、
自然に可愛らしさが加わった感じが、
何か、勝手にしてます(笑)
『oricon style』は、
この号が、1400号ということで───
ORICON ×ARASHI
ということで、
彼らの、
デビューの頃を振り返っていて………
デビュー時に、その表紙を飾った彼ら。
ここでは、
初めて1位を時のことを語っていて───
デビュー曲『A・RA・SHI』が、
初めてオリコンランキングで、
1位になった時のことを、話すんですが………
ニノ以外、
誰も憶えていなくて───(;^_^A
🟡「俺はよく覚えてるよ。1位って報告を受けた時、俺ら、仙台の楽屋にいたんです。そこで、『1位、おめでとうございます!』って言われたの」
憶えているニノが相変わらず、すごい。
当時。
1番冷静に、
ことの成り行きを見られていたのは──
ニノかもしれないですね。
4人は、
曰く、
グループとしてCDを出した………
ということの方が印象強くて、
1位をとるとか、
全く考えてなかったのだとか………
ま。
それ程、
デビュー前後で目まぐるしく状況が変わって。
日々、
忙しかったんだろうな………
🔴「そん時はまだ、1位のありがたみとか、よく分かってなかったと思うんですよ。何年か経ってとった1位の方が、実感があって嬉しかったですね」
勢いだけじゃない、
続く……ってことの嬉しさ、ですよね。
🔵「何か、トントン、トントンいっちゃったから、意味が分からなかった。あん時は何も考えてなかった。考えてる余裕もなかったんだよね」
🟣「俺が実感したのは、『台風ジェネレーション』の時だな。『台風…』で1位とれなかった時は、1位って大変なんだな、すごいことなんだな、って改めて思った」
とれない時の方が印象に残る……
っていうのは、あるんだろうな、と思う。
🔵「俺の中では、3位でも十分すごいことだったから、『1位を狙う勢いでやろう!』って言われた時はびっくりした」
うん。
沢山の曲の中の3位ですから。
本来は、すごいことなんですけどね。
自分の中の価値観がひっくり返される感じ……
なのかな。
1位じゃないと……っていうのは。
すると───
🔴「運動会でも、3位までは表彰されるもんね」
何、
この優しくも可愛いフォローは…( ;꒳; )
🔵「そう。だから、あぁ、よかった、って思ってて。でも、そういう訳でもなかった(笑)」
そういう訳でもなかった(笑)……が、
ちょっと切ない。
自分達のことを、
真剣に考え始めるきっかけですよね……
🟢「俺が実感したのは、もっと経ってからかなぁ」
🟣「まだ実感ないんじゃない?(笑)」
🟢「あるって!(笑)」
数年経って、
1位がとれるようになってきたことで、
初めて、
自分達がとった……
という、想いも乗っけたものになるんだろうな。
1位という難しさを知ることで、
彼らは変われたのかもしれないな……と、思う。
ずっと1位をとり続けていたら。
それに慣れてしまって、
今のような形では、なかったかも………
🟣「でもやっぱりさ、大事なのは記憶だよ。記録は塗り替えられちゃうけど、記憶は残るから」
つまりは、そういうことで────
23歳の潤くんと。
この頃の潤くんと。
何も変わらない、同じ想いなんだな………
いつしか、時が経てば。
いろんな記録は、
塗り替えられていくもの───
だけど。
きっと。
心に刻み込まれた記憶は、
この先も、
変わらずに、色褪せないままで…………
時が経つごとに。
思い出す、その記憶は。
数字よりも、
視覚的に鮮明で────
今、
目の前にいなくても。
瞼を閉じたそこに。
容易く、
あらゆるシーンが浮かんでくる………
きっと、
それを記憶というのだろうから。
大事なのは記憶───
確かに。
その通りだ………