2007年7月16日号のoriconstyle。


アルバム『Time』のソロ曲について、

自分達の思いをそれぞれが話していて───




今を生きよう! 

という意味で付けられた……という『Time』



『Time』の初回盤にのみ収録されていた、

5人のソロ曲。



残念ながら、

私はCDとして持ってないんですよね。



ま。


今は、

有難いことに、

『ウラ嵐BEST』の中で、

聴くことが可能になりましたが……(❁´ω`❁)♪


recochoku.jp



ソロ曲も、

5人5様の、素敵な曲ばかりですよね……♪




ここでの5人の曲。


かなり好きです✧*。*(ˊᗜˋ*)و✧*。






写真では、

『時をかけるARASHI』ってことで。



それぞれソロのページで、 

バトンを持って、

走っている瞬間のショットがあって────



5人で繋ぐリレー。


と、いうことなんですかね。





その、

第1走者は、潤くん。


ソロ曲は、

『Yabai-Yabai-Yabai』


遊び心があるものを選びました!


この曲に決まるまで、

実は、2転、3転したんですよ。


何曲か候補があったんだけど、

ピンとくるものがなくて。


『Tell me what you wanna be?』はどう?

みたいな話もあったんだけど、

DVD『ARASHI AROUND ASIA』にも入ってるし。


ミディアムのバラードもいいかな、と思いつつ、他のメンバーの曲を聴いて、みんな割と落ち着いた感じだったので、明るく、派手な感じにしようと思ったんです。


ロックもいいけど、最近、ちょっとカッコつけた曲が多かったし、少し遊び心があるものがいいかなと。


ソロ内でのバランスと、自分がやりたいものとを擦り合わせて、この曲に決めました。


タイトルも、

最初っからこれだったんですけど、

どんだけヤバイんだって話ですよね(笑)。



この曲。


1番最初に知ったのは、

まさにライブDVDだったんですが………


パフォーマンス込みで、

曲の感じにも驚いた記憶がすごくある曲。


この曲のタイトルを聞くと。


『嵐の明日に架ける旅』で、

潤くんが訪れていた京都の桂高校での、

女子高生からの『Yabai-Yabai-Yabai』を、

思い出すな……(笑)


明るく派手な感じ……確かに(笑)


これ、可愛い曲ですよね。






第2走者は、翔くん。


ソロ曲は、

『Can’t Let You Go』


景色が見えるようなものが書けたと思う。


元々オーガニックなものをやりたいと思ってたんだけど、デモ曲の中にそういうイメージのものはなくて。


でも、この曲のサビが気持ちよくて、すごく気に入ったんです。


アレンジャーが『COOL&SOUL』を作ってくれた吉岡たくさんで、プライベートでも一緒に曲を作ったりしてるんだけど、作業中は一切、連絡を取らなかった。


で、

たくさんがアレンジを返す、

俺がラップを乗せる、

そのフローを聴いて、

たくさんがアレンジを少し変える。


で、俺もまた書き直す、っていう。


音でのコミュニケーションがすごく面白かった。


僕はアルバムっていう以上、

コンサートでの観せ方とかは考えずに、

CDで聴く音楽として作りました。


結果として、

景色が見えるようなものが書けたと思います。



雰囲気のある、色っぽい曲ですよね。


昔、ラジオで。


『ARASHI AROUND ASIA』の時の、

智くんメイン曲の『Ready To Fly』


その間奏に仮に乗っけてたラップ部分を、

マイナーチェンジしてイントロに持ってきた……

と、話していた記憶の曲。


シングルと違って、

アルバム曲、特にソロ曲は、

こんな風に曲を一緒に考えていくんだな……






第3走者は、智くん。


ソロ曲は、 

『Song for me』


ライブでは、目を見張る振りを考えてます。


ソロ曲『Song for me』は、曲を先行して選びました。


洋楽のいろんな曲をスタッフに聴いてもらって、

”こんなイメージで”

とオーダーして出来上がったもの、


”ここはああして、こうして”

と、細かく手直ししてから、

歌詞を書いてもらった、という。


何か突っ走ってるというか、

いろんな感情が

入り交じってる感じの曲だったから、

ベタな恋愛の歌詞は嫌だなと思っていて。


で、

こんな抽象的な内容になったんだけど。


言葉が詰まって早口で焦ってるみたいで

僕は気に入ってます。


ただし、

レコーディングで思いっきり噛んだけど(笑)


ライブでは、

見てる人が、『──おっ!』

と、目を見張るような振りを曲に合わせて考えているので、お楽しみに!!



ただただ、

私にはかっこいい曲で……(❁´ω`❁)


確かに。

『───おっ!』と、なる(笑)

大人っぽいんですよね、この曲もダンスも。


言葉が詰まって焦ってるみたい……

という表現が智くんらしい(笑)


焦燥感、枯渇感……

余裕のなさを感じる曲ですよね。


それを、

ダンスでも声でも、

上手く表現しているな…と、思う。






第4走者は、相葉ちゃん。


ソロ曲は、

『Friendship』


メンバーとの関係性を歌にしたかった。


この曲を作ってくれた阿部祐也くんとは、

結構親しい関係なので、

僕が嵐をどう思ってるかというのも彼はちゃんと理解してくれてるんですね。


ソロ曲を作るにあたって、

やっぱり

メッセージ性の強いものがやりたかったのと、

嵐のメンバーとか友達とか、

周りのいろんな人達との関係性を歌にしたい、

という思いがあったんで、

阿部くんに曲作りをお願いしました。


僕がやりたいメロディとかを最初に伝え、

できあがったものを聴いてセッションしながらどんどん直していったんで、ほぼと思い通りの曲になったんじゃないかと。


この『Friendship』を聴いて、

”人間っていいな!”

と思ってくれる人が、

ひとりでも大勢いたら、ほんとに嬉しいです。



この曲は、ほんとに……

相葉ちゃんらしさ……

そんなものが、前面に出てる曲ですよね。


曲を作って下さる方と親しくなることで、

より、その想いは、

伝わりやすいのだろうな…と、思う。


~運命的な五叉路~


まさに、

相葉ちゃんの想いで……


それを。

『人間っていいな』と、思ってくれる人がいたら………

そう言えるのが、

相葉ちゃんの広さだな……と、思う。






第5走者は、ニノ。


ソロ曲は、

『虹』


狭い空間の詞が書きたかった。


候補曲を2つか3つ渡されて、バラードがいいかな、って。


最近、詞を書いてなかったから、

書いてみようかなっていうのもあって、この曲に決めました。


明るい、ハッピーなラブソング、

誰にも当てはまらない詞を書きたかったんですよ。


嵐で歌う曲って、

誰にでも当て嵌るような印象でしょ?


だから、

ソロは多くの人に向けなくてもいいかな、って。


ほんとに、狭い空間の詞が書きたかったんだよね。


曲は好きな作曲家さんである多田(慎也)さんだから、彼のクセも分かってるから。


最後に『ああ、そういうことね』っていうオチもつけてみました。


狙い撃ちですよ(笑)


女性口調なのは、自分のクセ。


まぁ、いい歌だから、

きっと結婚式で歌われちゃうでしょうね(笑)



この曲については、

ファンが色々と想像していますが………


何とも、

捉えどころがない、

はぐらかされているような、

いろんな風に受け取れる、ラブソングですよね。


切ない歌の印象があったけれど、

ニノ自身が『結婚式で…』と言うってことは、

ニノの中では、

ハッピーエンドな曲なんだな……


改めて、

その感性に興味が湧く。







『Time』のソロ曲は。


いろんな風景が見えてくる───







僕達の8年は、
おそらく間違っていなかったと──



そう言った翔くんの言葉が。



いつも、
いつも、
蘇る────