木曜日の夜会ハウスに、
松兄が出ていたことで───

翔くんが、
松兄とのエピソードを話していましたね。


そういう時の、
松兄の様子を聞いて、思う。


自分とは、 
別の視点の人がそばにいることで、
いろんな刺激にもなるんだな……と。


何となく。

ふと、
読み返した2004年の『Look atSTAR!vol.8』



ちょうど、
智くんが松兄と、
舞台『TRUE WEST』をしていた頃の雑誌。



嵐としては。
『いざッ、Now』の、
レコーディングをしている頃。



雑誌では。


5年ぶりに再開した兄弟の確執を、
会話でじっくりと描く『TRUE WEST』

正反対の個性を持つ兄弟、
リーとオースティンを演じるのは、
共に舞台俳優としても高い評価を得ている松岡昌宏と大野智だ。


と、紹介されている。




俺と大野って、内面が似てるのかもしれない。

舞台の上で、松兄にビビらせてもらったら嬉しい。







2004年。

智くんは,
2つの舞台に出ていましたね。
『TRUE WEST』と『WEST SIDE STORY』


『WEST SIDE STORY』は。

言わずと知れた、
翔潤と一緒に出ていた舞台。




そして。

松兄と2人、
兄弟役で共演していた『TRUE WEST』は。

登場人物は、4人だけの舞台。


オースティンの書いた脚本を受け取りに来た、
映画プロデューサー役(?)の手塚とおるさん。
(しやがれで、『第2回嫌われ選手権』に来て下さったのも、懐かしいです(✿´ω`✿))

と。

兄弟の母親役、木内みどりさん。




この舞台。

智くんは、
中々、珍しい印象の役柄で。


その後の『魔王』を予感させるような、
秘めたものを感じさせる目をしたオースティン。



定職を持たず砂漠で放浪し、
盗みを働いて生活していた兄(松兄)と、
実家暮らしで、
努力と苦労を重ねて脚本家への道を手にした、
真面目な弟(智くん)


正反対の兄弟が、
5年ぶりに、実家へ兄が戻って来たところから、
始まったこの舞台。


ギャンブルめいた兄の策略で、
仕事を奪われ、
生活が乱されていく弟は、
理性を失い、
狂気に落ちていく───



気付かずにいた、
お互いへのコンプレックスが、
根深く潜んでいたことを、
思わせるストーリー………





智くんは、
この舞台を、
最後までやれないかも───


と、
途中、何度も思ったようで…………



確かに。

役に自分を寄せていく、
憑依したかのような演技の智くんには、
辛い精神状態が続いていたかもな………
と、思う。



始まる前には。


僕は、かなりの難しさを感じている。

っていうのも、僕、
動いてないと何していいか分からなくなるから。

だから、
動いていれば台詞も一緒に覚えられるんだけど、今は座ったままのシーンが多いから、どう表現出来るのか不安……でも、楽しみ。



と、言っていた。



そんな智くんも。

全て終わった後には、
こんなことを、話していて───



とにかく千秋楽まで
気持ち的に解放されなかったし。

それがさ、
千秋楽公演が終わり、
お客さんたちが泣いているのを見たら、
俺も泣いちゃって。

そしたら、
松兄が顔にシャツを被せてくれた(笑)

でも、松兄も目が潤んでたみたい。

涙って、伝染るからさ(笑)

今回の舞台は、
すごく身になることが多かった。

芝居に対する考え方、
自分の中での深さが一気に変わった。

稽古に入った直後は、
細かいこと沢山言われて、
意味がわかんねぇとか(笑)

そんなことぐらいでお客さんに伝わるの?
って思ったけど、
それは全て正論で。

どれも意味のある事だったんだよね。

どんな小さな動きでも、
意味があったってこと。





そうですよね。

細かい演技でも、
感情は伝わるもので。


広い舞台。

お客さんの目は、 
その一挙一動に集中していく───

僅かな、
感情の変化を読み取る為に………





そういえば。

舞台の記者会見では。

当時、
記者さんたちも驚いた、
こんな話が、
松兄から語られた───らしい。
(このあたりは、昔、いろんなところで書かれていたレポを、スクショしたものを文字に起こしたものです)




こいつは面白いヤツだけど、
どっちかっていうとぶっきらぼうなやつなんでね。

ジャニーズ事務所に15年いて、
後輩に頭叩かれたのはこいつだけですから。

部屋で飲んでて、『飲みが甘ぇんだ!!っ』って。


隣で、 終始ふにゃふにゃと、
ただ、笑っていた様子の智くん(笑)


本当らしいんですけどね……
3年前の舞台で飲んでね……
パァーと、やったくらいなんですけど、
この人、大 袈裟に言うから~(笑)




3年前というと、
『PLAYZONE’01』

トリプルキャストを一緒にやってからは、
電話し合ったり、
いろいろと話すようになったという2人。



大野は、
俺に気を使わないヤツだから、
一緒にいて楽なんだよ。

”先輩だから”ってかしこまられると、
こっちは何も言えなくなっちゃうから。

大野みたいなヤツの方がいい。

まぁ、失礼な時もあるけどね(笑)


(笑)失礼かも……かなり。
例えば、東山さんとか、いきなり声掛けてくることがあるから、つい、『うん』なんて返事しちゃう時があるんだよね。


大野はマジで言うからなぁ~(笑)
間に入ってる俺はビックリするよ(笑)




3人の様子が目に浮かぶ(笑)

先輩に、
可愛がってもらってる人だな……と、
こういうのを知ると、思う。



松兄にとって。

智くんって。

身内に近い感覚なのかもな………


ここでは。


大野みたいなヤツの方がいい──
と、言ってくれている松兄ですが、
後のVS嵐では、
『結婚するなら翔!』と、
断言してましたけど、ね………(笑)




でも。

今も変わらず。

交流が続いているだろうと思う。

松兄と智くん。
LINEでやり取りしてるようだし───



そういうのって。


自分にとって。

あたりまえの存在で。


でも。

だからこそ。


おそらく。
大切にしなきゃいけない存在でも、
あるんですよね……






『TTRUE WEST』

この舞台の演出家、
アリ・エデルソンさんは、
松兄と同い年で、
子供のように可愛らしい人だったらしくて……(笑)

度々、
どこで覚えたのか、
『なんでやねん』等、
関西弁が飛び出す方のよう……(;^_^A
(誰、そんな日本語教えた人……)



智くんは、
彼を見て、
最初、
驚いたようです。

勝手に、
外国の演出家と聞いて、
おじいちゃんを想像していたそう(笑)


確かに。

そんな若い人を想像しないかも………




その彼が、
2人の印象をこう話していた。


ものすごいエネルギーと存在感で、
周りにも影響を与えているのが松岡さん。

大野さんは、
静かで、内省的に物事を考えていく人。

異なった性質の知性を、
2人は共に持っていますね………


と。



ひょっとしたら。

この若い、
ラフな演出家アリであったからこそ、
陰にこもってしまいそうな役柄の智くんは、
乗り切れたのかもしれないですね……
(智くんのことを、ちゃんと理解してくれてる)



後半叫ぶシーンがあって、
声が枯れるかも………
と、思っていたと後に語っていた智くん。


実際には、
そんなこともなく、
無事に千秋楽を迎えた訳だけれども………


改めて。


舞台は、
瞬間、瞬間の判断で、
その印象さえ変わっていくものだな……
と、思う。


何テイクも出来るドラマとは、
違うもの………


1発勝負の舞台をやりながら、
自分達の歌手としての活動もするって、
大変なことなんだな……


と。

嵐5人。

彼らの、
アイドル───
という、
その仕事の範囲の広さを、
思い知る。





それが、
楽しくもあり、
有難くもあると同時に。

何度も舞台を踏んでいる俳優さん達の中で、
自分が、
座長の位置につくのだ────


責任重大であるからこそ……

如何様にも、
活かされる────
 





そういえば。

少し前に、
こんなツイートありましたね。


智くんが、
ずっと以前CMをしていたベイク。


当時は、
バカみたいに
いろんな種類食べてたけど………(;^_^A


CMがなくなって、
暫く、
食べなくなった頃に、
なくなってしまっていたベイク。



 また。

復活したんですね(❁´ω`❁)