and more名古屋無事に終わって、
昨日、東京のプレ販売がありましたね。
東京の限定は、どうやら青ですね~
他のところはどうなっていくのか
楽しみです(。•ㅅ•。)♡
2日目。
智くんにおんぶされる潤くん。
相葉ちゃんの後ろで、
ちらっと映る
肩に手をかけて乗っかる一瞬。
何だか、そこに幸せを感じる……
そして。
今日も、まだ、こちらは
私の勝手な楽屋妄想が続いています。
ただの妄想に過ぎないので
苦手な方は申し訳ありません。
~或る日の松潤の場合~
自分では、そうでもなかったとか涼しい顔で言ってるけど、
傍から見たら、結構なものだったよ。
松潤の、対外的反逆(笑)
まぁ、そうなんだよな。
対外的なものへの内なる怒りなんで、5人仕事の時にも、不機嫌を顕にする事はほとんどなかったけど(例え不機嫌でも無口になるわけじゃないしね(笑)おはようはちゃんと言うっていう…子供みたいな奴)
それでも、
──あぁ、きっと何か、あったんだろうな……
と、思う事は度々あった。
松潤が、何に対して腹を立ててるのかは分からないが、楽屋のドアの向こう側から聞こえる近付いてくるその足音と声で、何となく気付く。
昔から、独り言が多いんだよな(笑)
俺らは、内心。
触らぬ神に祟りなし的な感じだったと言えなくもない。
けれど、智くんだけは違った。
別に話しかける訳でもなく、ただただ、松潤の傍に行って、くっついて寝るっていう……(笑)
俺からしたら、
──いやいや。それ大丈夫?
ほっといた方が、よくね?
火に油を注ぐんじゃね?
と、思っていたけど、あにはからんや。
最初の内こそ、軽く抵抗するような態度を見せていたが、それでも、不思議な事に。
その場の空気は柔らかくなる。
そして。
その智くんの存在を肩に感じながら、確実に落ち着いていく様子に……
──成程。こんな方法があるのか……
と、改めて感じる智くんの不思議。
全て計算している訳ではないだろう、その行動は、松潤に…いや、二ノにもか…その効果は絶大な訳で……
ただ、それは智くん効果であって、
俺が同じ事をやって、同じ結果を得られるか…と言うと、何とも言えない。
いや、俺は。
同じ効果があって然るべきだと思うけどね。
──おいっ、松本。
何、区別してんだよ!…って、やつよ。
ライブの構成の中心であると言っても過言ではない松潤は、基本、余り、楽屋にはいない。
他のメンバーが、わいわい、ガヤガヤ、きゃっきゃ…と、それぞれ思い思いに過ごしている最中、スタッフと、綿密に、最終確認や変更にと暇がない。
昔から、こういったものに興味のあった彼には、実に向いていると言ってもいいと思う。
そして。
メンバーも絶大な信頼を寄せている。
勿論、色んなものを観る機会もあるけど、それらを自分たちのものとして実現していく様は、仲間ながらに、凄いと思う。
嵐のパフォーマンスは、松潤あってのものだと言っても、真に過言ではないんだよな…
言ったら、彼以上のものを捻り出すのは、難しいと正直思う。
ここに関しては、メンバーみんなの総意と言ってもいい。
そして、今。
珍しく、ここにいる松潤は──
現に。
今も、さっきからパソコンの画面を眼鏡越しに見詰めたまま、難しい顔をしている。
──うーん…何について悩んでるんだろ…
何も言わないって事は、俺らでは、
解決出来ないって事か?
と、いつも通り。
話を振ってくるまで、取り敢えず、待つというスタンスでスケジュール確認しているような感じで携帯を開いているんだけど………
いや、まぁ……実は、そうなんだよな(笑)
俺が気になっているのは──
実は、松潤よりも。
斜め前で、何故か小声でひそひそ話をしている相葉くんと智くん。
何か、良からぬことをしようとしているとしか、思えないんだけど……
大丈夫なのか、これ。
相葉くんに、
「ほら、行って行って…」
てな感じで背中を押され、渋々、目力半端ない松潤に近づいて行く智くん……
そんな智くんの姿を、携帯で撮影している相葉くん──という、不思議な図。
不安そうにちらっと振り返って、
よく分からない相葉くんの笑顔の頷きに、
少し眉を下げた困った表情ながらも、徐々に近付いて行った智くんは、
静かに椅子を引き松潤の横に座った……
当然のように、松潤が智くんを見る。
「何?どしたの?リーダー」
智くんは、にこっと笑ったまま、無言。
「──え?何?」
と、戸惑った声。
相葉くんを確認すると、撮影しながら片手で口を押さえ、声を発しないようにぷるぷると耐えてる……💧
──おいおい。何するんだ……
にこにこしている智くんの顔をしげしげと見詰めた松潤は、笑いながらも眉間に皺を寄せる。
「怖いよ。何なの?何か言えよ~」
まだ、それでも写真撮影の時みたいに、無言で無邪気な笑顔を向ける智くんに、無駄だと諦めたのか、ふっと力の抜けた顔をした。
「──何?そこにいるの?……そこにいたいのね?」
智くんは、そうだとでも言うように、目をパチンと瞬いた。
松潤の手が、智くんの方に伸びる。
「寝ぐせ酷いね…おまけに。ここ、寝跡がついてるし…」
人差し指で頬を触られて、擽ったそうに身を引く智くんに、何故だか、にやっとする。
「そこは反応するんだ(笑)」
擽られると思ったのか、怯えたような目になり、相葉くんに助けを求めるかのような目でちらちらと視線を動かす……(笑)
何がしたいのか分からないけど……
いや、もう…これ駄目だろ(笑)
「リーダー。いいよ。戻っといで」
相葉くんの囁き声(いや、ここまで丸聞こえだけど(笑))に、ちょっと安心したような顔になり、智くんは、カタンと椅子から立ち上がった。
そして。
慌てて相葉くんの元に戻る……(笑)
「何なの?いったい…何しに来たんだよ(笑)」
と、去って行く姿に呟いた松潤は、それでも、先程とは比べ物にならないくらい柔らかい表情になっていた。
それこそ、鼻歌でも歌いそうな程。
──あ~成程(笑)
相葉くんにサムズアップされて、ドヤ顔を作って自分もサムズアップする智くん。
──不機嫌な松本潤には、
大野智がいい薬になるって事?
今尚、有効なんだ…(笑)
いやはや。
どんなサプリメントより、松本にとって絶大な効き目だな……
ま、確かに。
ちょっと調子を狂わされる、よな(笑)
これって、きっと。
それを、心地いいと感じるか──
はたまた。
癇に障るか──
なんだろうな……
「翔くん。ちょっといい?
あのさ、ここなんだけど…ちょっと変更したいんだよね……」
と、俺に話し掛けてくる。
漸く、解決への糸口が見つかったかな……
俺は、何も気付いてなかったように携帯を閉じ、少し表情の明るくなった松潤の方へ行くべく立ち上がった。