今回の台湾は、高雄、台東という台湾の下側に行ってきました!
高雄の位置は、台北からさらに南に下がった台湾第2の都市なの
ですが、台北とはだいぶ様子が違います!
高雄と台北を、日本に無理やり当てはめるとすると
台北が東京で、高雄が大阪なイメージ。
台北は、外省人(戦後に台湾に来た人、や本省人(戦前から台湾にいる人)
が入り混じり、外国人など多種多様な人が生活をしている感じで、
街角では北京語の声がよく聞こえます。
が高雄は、もっとのんびりした感じで、古くから台湾に居ついた本省人が
中心で、自営業のような小さな商売をそれぞれが営んでいるイメージが
します。台北では見かける背広姿は最後まで高雄で見かけることは
ありませんでした(笑)。
政治的にも、台北は、馬英九氏のより大陸よりの国民党がわりかし強さ
を発揮するのに対して、高雄は、民進党というより台湾は台湾と考えている
人が多いのも特徴です。
台北の人には怒られてしまうかもしれませんが、ある意味
伝統的な本物台湾を味わえる場所かもしれません。
そんなわけで、伝統的な台湾と言ったら「食」。
「食」
にうるさい台湾人のB級グルメから、接待でいただいた高級海鮮料理まで
1日に5食ぐらい食べていたそんな旅になります。
全部紹介したいのですが、、、あまりにも多すぎたので、今日はB級グルメの
紹介です。日本でも受け入れられそうなものがたくさんありました!
【梅子緑茶・珍珠奶茶】
台湾では、梅や金柑を紅茶やお茶に混ぜて飲む甘酸っぱい冷たいお茶が
すごく流行っています!上の写真は50嵐という結構な規模を持つチェーンです。
ミルクティーに黒タピオカが入っているお茶はだいぶ日本でもなじみが
出てきましたが、このお茶は意外と受けそうです!
値段は35元(80円)で700ミリぐらい。
【夜市シリーズ】
台湾っ子は夜市という屋台で夜まで遊びます。
今日は高雄で地元の人に愛されている夜市で食べたものを
【麺線】
そうめんのように細い麺とどろっとしたスープに蛎を入れたり、
大腸を入れたりして飲む?食べる?麺です。
10年前に食べたときには、かなりびびった独特の味でしたが、
今ではすっかりとお気に入りで、毎晩のように見つけては
食べていました!
写真は、大腸入りの麺線
【haozaijien - 蚵仔煎】
蛎入りの卵焼き。60元(150円ぐらい)
薄いちじみのように弾力がありますが、味は卵焼き。
これはかなり美味しい!癖になります。
【塩酥鶏】
高雄っ子の超大好物。鶏や野菜に胡椒やにんにくや
何かの粉?をまぶし、油で揚げたもの!
かなり香ばしい味です。
1つ10元?ぐらいかな。適当に野菜や鶏を頼んで
10分待ったら210元(550円ぐらい)の値段になりました!
【関東煮】
おでんです。
ちなみに、関東煮と呼びますが、このおでんを中国で
流行らせたのは、台湾です。
(台湾の統一がファミリーマートを大陸に持ち込みはやらせました)
特に注目は下のせんべいみたいなもの?
「名前はなんというのですか?」
と聞いたら、「おでん」と言われました。「おでん」という名前だそうです。
西子湾にある関東煮の名物料理で、絶品です!
【雪泳】
最後は台湾のデザート。
マンゴの下にある氷は、水を凍らせたものではなく、
「ミルク?」「練乳?」を凍らせたもので、最後まで甘さが続きます!
これ、かなり量がありました!!
これも日本円で100円以下です。
お得です!!
そんなわけで、今日はB級だったので、
次のアップは、レストランin高雄で行きたいと思います!!
最後に高雄の名前の由来です。
豆知識:高雄の名前の由来
高雄は昔は、竹が多く、竹林と呼ばれていました。
当時、高雄に住んでいたマタタウ族の言葉で、「竹林(ターカウ)」と
呼ばれていました。
その後、鄭成功らが台湾を治めたときに、中国語の当て字で、
「打狗(dagou)」(犬を叩く)という意味になったそうです。
そして、さらに日本統治時代に、「打狗」の当て字で「高雄」とつけた
そうです。
当て字当て字で地名が変わる。面白いですね!
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