トラの尾を踏んだのは誰だ | 須坂動物園のくまひゃんのブログ

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動物園の関係者では、有りませんが、生き物なんでも大好きです。新しいことは苦手ですが、豊富な人生経験。年の功が誰かの・何かの役に立てばとの思いでブログをはじめたのですが、気がつけば若い方に励まされてばかり、感謝、感謝の毎日です。

どちらかと言えばアメリカ寄りの記事からの抜粋です
 先月末あたりから特にイラクでアメリカ軍とイラン軍との戦闘が続いていて、アメリカ国防省はアメリカ人の安全を守るために、アメリカ軍がイラク軍を攻撃しイラク軍の司令官を死亡させたことを認めました。


イラクの首都バグダッドで、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の司令官が攻撃を受けて死亡しました。アメリカ国防総省は攻撃を行ったことを認め、アメリカとイラン両国の間で緊張が一段と高まっています。
アメリカ国防総省は2日夜、声明を出し、イランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したと発表。一方イランでは、最高指導者のハメネイ師をはじめ、ソレイマニ司令官の死を悼み、アメリカを非難する発言が相次いでいます。


米とイラン 最近の情勢

アメリカとイランの対立は、この1週間で一気に緊迫の度合いを高めました。

きっかけとなったのが先月27日のイラクでの(イランによる)アメリカ軍の兵士らに対する攻撃でした。
国防総省によりますとアメリカ軍も展開するイラク北部の基地が30発以上のロケット弾で攻撃され、アメリカ国籍の民間人1人が死亡し、アメリカ軍の兵士4人がけがをしました。

アメリカ軍は2日後の29日に報復措置に乗り出します。
標的としたのが今回、殺害したソレイマニ司令官率いる精鋭部隊「コッズ部隊」と強いつながりを持つとするイスラム教シーア派の武装組織「カタイブ・ヒズボラ」でした。

アメリカ軍はこの武装組織がイランからアメリカ軍主導の有志連合に対する攻撃への支援を受けていたとして、イラクやシリア国内の武器庫や指揮所など5つの拠点を空爆しました。

この攻撃に今度はこの武装組織を支持する民兵らが反発し、2日後の先月31日からイラクの首都バグダッドにあるアメリカ大使館の前で激しい抗議デモを仕掛けます。このデモで大使館の窓ガラスが割られ、一時、襲撃も懸念される騒然とした事態に発展し、トランプ大統領は31日、ツイッターに「われわれの施設で死者が出たら、イランが全面的に責任を負う。イランは非常に『大きな代償』を支払うだろう。これは警告ではなく脅しだ」と投稿し、イランを強くけん制しました。

さらにエスパー国防長官は31日、「バグダッドなどでアメリカ人や施設に対する脅威のレベルが上がっている」として、750人規模の部隊を直ちに中東地域に派遣すると発表しました。

トランプ大統領は記者団に対し、「今回はベンガジのようなことにはならない」と述べて、2012年に多くの犠牲者を出したリビアのベンガジにあるアメリカ領事館の襲撃事件に言及し、当時、厳しく批判されたオバマ政権の対応との違いを強調しました。

アメリカ大使館前でのデモは今月1日、民兵グループの指導層がデモ隊に引き揚げるよう呼びかけたことで収束しましたが、エスパー国防長官は翌2日、記者団に対し「イランやイランが支援する勢力が追加攻撃を計画している可能性を示すいくつかの兆候がある」との見方を明らかにしました。

そのうえで「もし攻撃の通告や何らかの兆候があれば、アメリカ軍や国民の命を守るため先制攻撃をする」と述べて、アメリカ軍の防衛のための先制攻撃も辞さない方針を示していました




司令官殺害 イラクの米大使館 米国民に“直ちに国外退避を”

2020年1月3日 18時37分米イラン対立
アメリカ軍によるイランの革命防衛隊司令官の殺害に対し、イランが報復を強く警告するなか、イラクの首都バグダッドにあるアメリカ大使館は3日「イラクで緊張が高まっている」として、イラク国内のアメリカ国民に対し、直ちに国外に退避するよう求めました。

米大使館「航空便が望ましい 無理ならば陸路でも」

このなかでアメリカ大使館は「航空便で退避するのが望ましいが、それが無理ならば陸路でもほかの国に出るべきだ」と呼びかけています。
アメリカは、イラク国内で首都バクダッドに大使館を、また北部アルビルと南部バスラに領事館を置いているほか、アメリカ軍の部隊をイラク軍の基地などに展開させています。



アメリカの主張
米国防総省「この先のイランによる攻撃防ぐため」

声明では「大統領の指示を受けてアメリカ軍は海外に駐留する人員を保護するために断固たる防衛的措置を取り、アメリカがテロ組織に指定しているイランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害した」として、攻撃はトランプ大統領の指示によって行われたとしています。

そのうえで声明では「ソレイマニ司令官は、イラクや周辺地域でアメリカの外交官や軍人を攻撃する計画を進めていた。彼は過去、数か月にわたり、イラクの基地をねらった攻撃を画策し、アメリカ人やイラク人を死傷させた。また、今週起きたバグダッドのアメリカ大使館の襲撃を承認していた」と批判しています。

そして「今回の攻撃は、この先のイランによる攻撃を防ぐために行われた。アメリカは、国民と国益を守るために世界のどこにおいても必要なあらゆる措置を取る」と警告しています。


イランの主張
イラン最高指導者ハメネイ師 報復措置の考えを示す

最高指導者のハメネイ師は「イラン国民に追悼の意を表する。ソレイマニ氏の死は、長年の妥協のない努力による結果である。彼の仕事、そして、遺志は途切れることはない。血で汚された犯罪者には厳しい報復が待ち受けている」と述べ、アメリカに対して報復措置をとる考えを明らかにしました。そしてハメネイ師は国をあげて3日間、ソレイマニ司令官の死を悼むと宣言しました。

またロウハニ大統領は「偉大で勇敢な司令官の死は、イラン国民全体に深い悲しみをもたらし、アメリカに立ち向かうイラン国民の決意を倍増させた。アメリカによる身の毛もよだつ犯罪行為に対しイランは間違いなく仕返しをする」と述べました。

大統領府のラビー報道官は「イランからの仕返しはそう遠くない時期に行われるだろう」と述べ、早期にアメリカへの報復措置に乗り出す構えを見せています。


イラン 大統領顧問「レッドラインを超えた」

イランの国営メディアによりますと、イランのアシエナ大統領顧問は「トランプはこの地域でのアメリカを最も危険な状況に追い込んだ。レッドラインを超えたものは、このあと起こりうる事態に直面する用意をすべきだ」と述べ、軍事攻撃に踏み切る判断の分かれ目とも言われる「超えてはならない一線=レッドライン」を超えたという認識を示し、報復を強く警告しました。




中東の定義
基本的には14か国と言われているが、アフリカ~アフガニスタンを含む30か国以上もの国と地域を指す場合もある。

これらの地域では数千年前からの宗教闘争、民族闘争が始まりのようだが、これらの問題に欧米による植民地政策により、民族・宗教とはかけ離れた国という名の線引きが複雑に絡み合い今なお争いが絶えない。
今はイスラエルとレバノン、シリア、イラン、イラク、IS、タリバン、アルカイーダ、アメリカ
後ろで支援する、ロシア、フランス、トルコなどなどもろもろが複雑に絡み合っている

戦争は勝った者が正義だということだけは、確かだ。
甘いと言われそうだけれど、
できるだけ、穏やかに収まることを願って止まない。