林芙美子の作品「浮雲」に
『屋久島は月のうち、三十五日は雨というぐらいでございますからね』
というくだりがあります。屋久島はとても雨が多いところと認識し
その雨が、屋久杉を成長させたのだろうと想像してきました
実際のデーター
屋久島 年平均気温:19.4 ℃
年降水量:4477.2 mm
統計期間:1981~2010
全国平均 1,757mm
1位 高知県 3,659mm
47 位 長野県 902mm
その屋久島で大雨だそうです
屋久島町 50年に一度の記録的な大雨
5/18(土) 18:11配信
気象台は午後6時、「屋久島町では50年に一度の記録的な大雨となっているところがある」と発表しました。
屋久島町には土砂災害警戒情報が出されていて、気象台は土砂災害に厳重な警戒を呼びかけています。
すでに土砂崩れも発生しているようです。
被害が最小限であることを願っています
角間温泉は我が家から車で40分、北信濃の山ノ内温泉郷の一つです
自然のお猿さんが温泉に入ることが有名で、外国からの観光客が多い、神林温泉もその一つです
《林芙美子文学館》

温泉も素朴ですが、文学館というには、寂しいです
山々に囲まれた高台に、昔ながらの湯治場の風情を残す角間温泉。平成11年8月に開館した「林芙美子文学館」は、文学を愛する県内外からの来館が多くある。
「放浪記」「浮雲」など多くの作品を残した作家・林芙美子は、第2次世界大戦中の昭和19年8月から、終戦の20年10月までこの地に疎開。現在の文学館である柴田家2階で暮らしていた。
1階展示室には、貴重な初版本、署名本、限定本、自筆の色紙や掛け軸、手紙やハガキなど400点ほどを紹介している。芙美子の一生を年表などでつづり、他県の記念館や資料館を紹介したコーナーや、夫で画家でもあった中野市出身の林緑敏の絵画も、数点展示されている。
2階は芙美子が母と夫、養子の4人で生活していたころの雰囲気を壊さぬよう、改装された1階と違い、当時に近い状態で保存されている。窓から志賀の山々や北信五岳が望める「執筆の部屋」には、愛用の机やタンスなども置かれ、息づかいが聞こえるようだ。机に置かれた原稿用紙には、訪れた人の感想などが記してある。
隣の「語り部の部屋」は、疎開中に親交のあった、約15人の思い出話などをまとめ、いくつかを紹介している。
作品や書簡の全ては、西澤良治さん(ホテル一の瀬会長)と、柴田家の長女で夫人のいま子さんが寄贈したもの。地元の文化向上と発展の一環になればと、角間温泉旅館組合などで組織する「林芙美子の文学を愛する会」が管理、運営している。
自身も交流があった黒鳥正人館長の興味深い話から、人間としての林芙美子がかいま見える。説明を聞きながらゆっくり鑑賞しよう。
<入館案内>
•開館時間…午前9時~午後5時
•休館日…火曜日
•利用料金…大人200円、子供無料
•問い合わせ…林芙美子文学館
山ノ内町角間温泉
TEL0269-33-1054