報道に踊らされないために | 須坂動物園のくまひゃんのブログ

須坂動物園のくまひゃんのブログ

動物園の関係者では、有りませんが、生き物なんでも大好きです。新しいことは苦手ですが、豊富な人生経験。年の功が誰かの・何かの役に立てばとの思いでブログをはじめたのですが、気がつけば若い方に励まされてばかり、感謝、感謝の毎日です。

深刻かどうかはあくまでも自己判断でお願いいたします

ヒアリが話題になっています。
マスコミは、「アナフィラキシーショック」を起こして死ぬ場合もあると報道しています
さて、この「アナフィラキシーショック」とは何か、そばアレルギーなどの食べ物によるものやハチに刺された場合などに自己の防御力が過剰に反応し、自らを攻撃することです
軽度から重症まで様々ですが、ハチに刺されて死亡する方は、年間20人弱。(宝くじよりも確率は低いです)ヒアリの場合は「ハチ毒」これが身近にいるとなれば脅威ではあります
居ないに越したことはありませんが、マスコミは嘘はついてはいませんが、深刻な脅威であるかのように報道していると私は感じます

ヒアリの天敵はアリクイとノミバエ
ノミバエは、一般的にはコバエと呼ばれている仲間の一種
(コバエはショウジョウバエ類、クロバネキノコバエ類、ノミバエ類)
日本にはたくさんというよりも、膨大な数がいます。
このことについても、ほとんど報道されていません。

このヒアリ、相当前からすでに日本に住み着いていて、今後内陸部でも相当数が確認されるかもしれません(これは単なる想像です)

以下の映像はノミバエ(ゾンビバエとも呼ばれている)がヒアリに卵を産み付け、ハエの幼虫がヒアリの体内に寄生し誕生するまでの工程相当グロテスクなので、お薦めできません。

映像中のヒアリの体についている白いものが、ノミバエの卵、最後にヒアリの頭を食いちぎりハエが羽化する姿を見るのは覚悟が入ります。