こういう記事を読むと、いなくなってしまった野良猫(たち)きっとどこかで元気にしているに違いないって、思う。
迷子の黒猫アメリカ縦断2000キロ 2カ月後発見
日刊スポーツ 2月29日(月)10時10分配信
約2000キロを移動したペットの猫が、見つかった。米フロリダ州の地元紙「ネープルズ・デーリー・ニューズ」電子版によると、米北部のウィスコンシン州シボイガンで飼われていた雌のロシアンブルー「ナディア」が、南東部のフロリダ州ネープルズまで移動していたことが分かった。
直線距離で1259マイル(約2026キロ)も離れ、東京から日本最西端の与那国島までの距離(2034キロ)に匹敵。車を利用した場合の推定移動距離は1484マイル(約2388キロ)に達する。高速道路を丸1日走って届く距離を、猫がどうやって移動したかは分かっていない。
シボイガンでは昨年のクリスマスイブに強風が吹き、風で開いた玄関からナディアは逃げ出したという。飼い主のシェリ・ストッカーさんは木陰や茂みの中を探したが見つからず、「ナディアは何も着ていない。外では厳しい冬を越せない」とあきらめていた。ウィスコンシン州の冬の寒さは厳しく、夜間はマイナス20度まで下がるという。
猫発見の電話連絡があったのは、約2カ月が経過しようとしていた今月22日。ナディアの体に着いていたマイクロチップの情報から、動物団体が連絡先を見つけた。ナディアはネープルズ北部の道路脇にいて、地元住民が保護したという。シェリさんは「連絡があった時は驚いた。トラックの荷台に紛れ込んだのでは。暖かいフロリダで休暇を取ったのね」と喜んでいた。
ナディアはボランティアに連れられ、24日に空路で移動。2カ月ぶりに自宅に戻り、暖炉の前で丸まっていたという。
急に次元が違う話を・・・・
40年前に聞いたお話なんですけどね・・・・
終戦直後、今は須坂市ですが当時は長野県上高井郡本郷村・・云々から開拓団で満州に移り住んでいた家族が終戦の動乱のなか、命からがら日本に逃げ帰って来たが、悲しいかなぁ途中6歳の子と朝鮮ではぐれてしまったのだそうです。
半分あきらめかけていた数か月後・・・・その子が一人で帰ってきたのだそうです。
どのようにして、半島から日本に渡り・・・船が着いた金沢から長野へ・・・・長野から須坂・・・・須坂駅から本郷村まで歩いて40分・・・・誰に食べ物を分けていただいたのか・・
本人もろくに覚えていなかったようです。
終戦直後の社会情勢の中、この子が生きて帰ってこれたことは奇跡に近いが・・・・日本の誇りでもあると思う。
子供にマイクロチップ装着を義務付ける必要のない、平和な時代が続くことを願ってやみません