なかなか、鋭いご指摘をありがとぉ! | 須坂動物園のくまひゃんのブログ

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動物園の関係者では、有りませんが、生き物なんでも大好きです。新しいことは苦手ですが、豊富な人生経験。年の功が誰かの・何かの役に立てばとの思いでブログをはじめたのですが、気がつけば若い方に励まされてばかり、感謝、感謝の毎日です。

『燕が低く飛べば雨が降る』


セ。様の今日のブログのよれば、京都にあると言う、彼女の自宅の裏のお猿さんが来訪したとのこと。


くまひゃんの家へは、来ませんが、くまひゃん痴呆?・・・間違い!地方にも、たくさんいるしぃ。お猿さんが入る温泉もある・・・・大都会の京都とおなじだぁ!ということで、早速コメントしてみた


>お猿さんも、おともだちかぁ~?
お猿さんたちも、マリオカートをやりにきたのかな?くまも。やりたい!
我が町でも、かもしか・いのしし・くま・さる・きじ・たぬき・きつね・アライグマ・のもくげきじょうほぉが聞こえてきます。・・・・・仲良しになりたいけど、我が家には来ません・・・・・・・でも、のらニャンはご飯食べに来ます。


早速お返事が返ってきた


>須坂動物園のくまひゃんさん

 夜中部屋の電気つけてたら窓越しにサッシのとこ座りにきよるし恐怖!わお!!

  かもしか!!!!!!

  かもしかのよぉな足・・ってよくゆぅケド
  かもしかの足ってふとくね???爆!

さすがぁ、鋭い!

良く観察していますね・・・・・と言うより、お友達に違いない!

・・・・ごめん・・・・思って無いけどね


さて、カモシカのような足についてです。


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カモシカのような足.普通は,すらりとした足を表現するときに使います.しかし,実際のカモシカの足は,可愛い感じではあるけれども,「すらり」とはしていない.ではなぜ,このような表現になったのか?


解説によれば、

「カモシカのような足」「カモシカの(肢の)ような綺麗な足」との表現は、音読みで「れいよう」とも訓読みで「かもしか」とも読める漢字「羚羊」
を、比喩の本義だった前者を後者と間違えてしまったために広まった誤用です。

レイヨウ・羚羊


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(以下は読まなくても大丈夫)

英語 Antelope 〔アンテロープ〕の名でも呼ばれる「レイヨウ;羚羊」は、ガゼルやインパラ、スプリングボック、エランド、オリックスなどといった俊敏かつ颯爽としたイメージのあるものの総称です(人為分類群)。
なかでも、トムソンガゼルやブラックバックは、地上を走る動物でチーターに次ぐ俊足を誇るくらいですから、体形も肢も格好よく洗練されて
いて、大変に美しいものです。
優美で可憐なガゼルや気品漂うインパラの、たとえ肢であっても、譬えられて気を悪くする女性がいるとは思えません。
同じウシ科でも「カモシカ;氈鹿,羚羊」(ニホンカモシカ)は、ズングリムックリした体形で、しかも短足と、前者とは雲泥の差があります。

なお、獣の足(肢、脚)と人の足(脚、足)の解剖学的相違で説明しようとする向きが多く見受けられますが、そのような人のなかには「足」
の定義を理解しないままに語っている人がいます。
例えば、ダウンタウンの松本人志氏のネタがどの程度正しく理解した上でのものだったかは未確認ですが(しかも、あくまでネタだし)、その
話を引用してサイトで語る人は理解しないままに語っている場合も多く、ために結論としてこの比喩を「本義からして侮蔑的表現」とまで言い
切ってしまっている酷いものまで見たことがあります。
「レイヨウ;羚羊」の肢を、細い部分(『足の甲』に相当)の比喩と取るか、斜め読みして根元の太い部分(『上腿』に相当)の比喩と取るかで、
「前者=賞賛、後者=侮蔑」と意味が正反対になってしまうわけですが、侮蔑的表現と結論付ける人は、そのように考えたい個人的心情
から言っているようにしか思えません。

とは言え、他の回答者様がおっしゃっているように、明らかに足の太い人に言うのでは悪意に取られて当然でしょう、ね。
なので、本義によらず、スタイルの良い人に対してだけ使うのが無難と思われます。


さて、宿題です。

「君はりんごの花のようだね!」

これは、褒め言葉か否か、理由も含めて回答せよ。