懸念事項。
◆【原発】福島第一4号機プール隣接施設で水漏れか
01/01 22:58 テレビ朝日(ANNニュース)
福島第一原発4号機の使用済み燃料プールに隣接するタンクで、水位が通常の5倍近い速さで低下しているのが確認されました。東京電力は、原因の特定を急いでいます。(との報道がありました。-以下略)
その後
東京電力福島第一原発4号機で、燃料プールの横のタンクの水位が異常な速さで低下していることを確認した件で、原因は元日の地震によって収納スペースの原子炉ウェルと、プールの間の隙間に変化が生じたために水位が低下したと発表した。
元日の夕方、4号機の使用済み燃料プールに隣接する「スキマサージタンク」の水位が通常よりも速く減少していたことが確認されていた。
東電によると、スキマサージタンクの水位低下に相当する減少量と、原子炉ウェル水位上昇に相当する増加量がほぼ同等だったという。そのため地震が原因で、両方の間の隙間の状態に何らかの変化が生じたと見ている。
原子炉ウェルとは、原子炉圧力容器および原子炉格納容器の蓋を収納している空間で、定期検査中はこの空間を満水状態にし、燃料交換などを行う。
要するに、燃料プールが地震により、傾き、冷却水がこぼれたということだと考えられます。
しかし、どれくらい危険で、どのような影響がでたかの報道は、一切ありませんし、安全は担保されのかを含め、その後、どうなったか、マスコミからはいまだに何の報告も 無い(私が知らないだけかもしれません)
また、放射能についても報道はありません。
そんな折 福島から関東にかけて、セシウムが増加したとの、情報が流れ、ヒヤッとさせられた、くま。
以下をお読みいただき、風評に惑わされることなきよう、お願い申し上げます。
■4号機とセシウムの基礎知識 (4) セシウム飛散の原因(速報)
2011年暮れから新年にかけて福島を中心として比較的広い範囲(おおよそ関東)にわたってセシウムの増加が見られました。数値はこのブログの下に示しましたが、これがどの程度、危険なのかについて、昨夜から少し検討をしています。
結論としては、「普通の生活をしていても大丈夫だが、マスクをかけた方が安全」というもので、期間は「ここ数日」と思われます。また、原因は「福島原発かまたは二次飛散」と考えられます。
もっとも大きな問題は、これほど急激に増えているのに、政府も報道もなにも言わないことです。簡単でも良いから、たとえば「セシウムの濃度があがっているが、この原因は***と考えられ、生活は***に注意すれば大丈夫」ぐらいは説明して欲しいものです。何のための報道でしょうか?
1月5日のデータが少し下がりましたので、今後の状態によりますが、
1) 生活に注意が必要ですが、まずはここ1週間
2) このまま減ってこれば、普段の生活に戻って良い
3) 逃げる必要はない
4) 学校は少し開校を遅らすか、あるいは良く測定して子供を守る
5) 学校が開校したら、仕方が無いので子供に2,3日は注意させる
6) 食材や水に行くかどうかは今後のこと
一先ず、胸をなでおろしています
現状一番懸念されるのは、倒壊すれば、関東以北は人が住めなくなるといわれている、4号機の使用済み燃料プールです。
震度5でも倒壊する可能性を指摘されています、もし、大きな余震が起きたときには、正しい情報を入手してください。
福島の現状については、およそ、情報が不足すると同時に、心無い情報もたくさん飛び交っています。
特に、危険をあおることで、安全な野菜やら食料、放射能測定器を販売しようという作為とも思える、正しいとは信じられな情報や、悪意も多々見受けられます。
緊急時は高速を含め多くの交通機関が通行止めになるとの情報もあります。移動が困難になるかもしれません。そのときには地下や厚いコンクリートの建物内が安全です。近所のそのような場所を想定しておくのもお忘れなく。
おまけ
【速報】1月23日午前9時頃より福島と関東一円の線量率が1.5倍から2倍になりました。未明には元に戻っています。原因は追究中ですが、逃げる必要はありません。